概要 †
正しい期待値を設定する †
- はじめに「私はなんでもできます!!」と言ったしまうと、なんでもできる人と思われて時間を吸い取られる
- なので、自分が相手に対してできることを、時間的・金銭的・精力的に合意するべき
- 例: 週に平均10時間働きます。
- 例: 可用性99%のシステムなら100万円ですが、可用性99.9%だと1000万円になります。
- 例: あまりに愛想を振りまきすぎるととてもつかれるので、はじめから愛想のよい人のように振る舞わない
エラー予算を設定する †
- 厳密には約束は必ず守られない
- 例: 病気になって締切に間に合わせられない
- 例: 天災によってサーバの故障が発生する。
- なので「どれくらい約束を破ってもよいか?」という
- 約束を破ることができると、イノベーティブな試行錯誤をする余地も生まれる。
- 「なるべく落ちないシステムを作ります!」「なるべく酒を飲みません!」などはいろいろな意味で実現不可能だし、非定量的
- 可用性や、酒量限界などを予め設定しておくことが大切。
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