概要

  • 事前調査しないやつのアイデアは浅い
    • History and Context
    • Academic tend
    • Artistic creative Execution
    • Business Trend
  • 読んだ論文まとめ
  • 「現状はこれくらいの扱いになっている」くらいの抽象度で見ればいい。
    • あとで3ヶ月に一回くらい追えばよい。
    • 文献全部リストアップして、この範囲ではこうだった、というメモを残しておけばいい
    • 「評価の仕方について定性的・主観的なものにとどまっている」と言えばいい。
    • 自分の求めているクオリティが頭の中にあるなら、それを表すための指標を捜さないといけないし、場合によっては作る必要がある

サーベイの目的

  • つまらない研究は先行研究や事例への無知によって生まれる。どれだけがんばったかは関係ない。
  • 知っていたとしても、コンテキストを理解しないと、次にどういう大きな流れがくるかがわからない。
  • トレンドを読むのは重要だが、トレンドを作ることがもっと重要。はやりのコンテキストからどれだけ逸脱できるか?今だから自分ができることは?
  • 古典を読まなさすぎ,特にロボティクスは最新に意味がないので,古典を読むべき。
  • 関係あるところだけを読むのではない,関係ない論文は関係ないのではなく,何か使えないかという視点で読む。深いところをひとつだけ読むのではいけない

僕の読み方

  • 読み方の順番はアブスト結論実験関連研究
    • 関連研究はIntroductionではなく、"Related Work"。先行研究との比較はここにしか書いていない。
  • 時間を測って一気に読む。しっかりなら2h/1paper(6pages), 1h/1paper(6pages)
  • 読みながらスライドにまとめる!

サーベイ論文の評価

  • (1)新規性:新しい見地に立ってまとめられていること.新しい系統立てでもよいし,新しい研究の触発でもよい.
  • (2)有効性:対象とする範囲について,その分野に必要なものを最新のものまで網羅しており,特定のものに偏っていないこと
  • (3)信頼性:論旨が通っており,またその根拠となる参考文献等が有効で信頼性があり,かつ網羅的であること.
  • (4)了解性:論旨の展開が十分理解しやすく、順序立てて明瞭に記述してあること.  なお,サーベイ論文の場合,有効性と信頼性が最も重要な要件であり,新規性は,体系付けの新しさを要件とするが,必ずしも重視しなくて良い.

下位ページ

引用元

落合先生

  • サーヴェイは先行研究と自分の目指す世界との間で、何が研究となるかを把握する作業
  • サーベイ
    • 週に興味のある論文25本読み、興味ある分野になぜ興味があるのかを説明。
    • それを受けて教員がアドバイスするのでテーマを絞って25本読み、先人がやり残したことを説明。
    • それを受けて教員がアドバイス。やり残したことを達成する方法を調べて教員に説明。
    • 実装x4週間。進捗を発表
    • 周りの人に助けてほしいことをプレゼン

サーヴェイについて

  • 最初のうちは時間がかかって大変かもしれませんが、慣れてくれば一本一時間ぐらいで大体の内容は把握できます。

サーヴェイの情報源

  • 論文誌を直接さがす
    • 例えば最近10年間の目次を片っ端から調べ、興味のありそうなタイトルが見つかれば要旨を読んだり、本文をパラパラ見てみましょう。
    • 興味のある文献は、コピーをとるか情報を控える
  • 参考文献をイモヅル式にさがす
    • 新しい文献は得られない
  • 文献データベースでさがす
    • 検索キーワードが大事
  • 著者に注目してさがす
  • 研究者が公開している文献リストを参考にする
  • メーリングリストに参加する
  • 研究者にメールを送る
  • 学会等で研究者と話す
  • 会誌等の特集記事を読む

サーヴェイの流れ

  • サーベイの流れ
  • 調査分野を決める
  • 資料を集める
    • セッション単位で抜き出すと良い
    • 分野を広く調査する
    • 広く浅くが大事
  • 資料を読み,整理する(→サーヴェイ資料の作り方)
  • サーベイ資料の形にする
  • 研究に反映する

サーヴェイの読み方

1

流れ

  • 時間がないので,精読する論文は極力減らす
  • 全部は読まないが,全部チェックする.あることは知っておく
  • 必要に応じて,後から読めるようにしておく.整理法が必要.
  • 必要な論文は,しっかり精読
  • 必要に応じて,参考文献をさらに追う

初めに読むところ

  • タイトル→概要→結論
    • 全部読む!自動翻訳を駆使してでも.
    • 概要は論文のエッセンス
    • 結論は論文の成果.
  • 成果がはっきりしない論文は読まない!!

2

  • 2, 3個キーワードを限定
  • Google Scholar でそのキーワードを検索し、定番といわれている論文を20本ほど取得。
  • 理解した点を論文1本につき、カード1枚にまとめる。
  • カードを並べて、知識のつながり、体系を一つの物語にする。

サーヴェイ資料の作り方

  • 分野の現在の動向はどうなっているかを明確に
  • 何が研究に役立つのかを明確に
    • 何ができていて,何ができていないか.
    • 社会的な要求は何か?
  • わかりやすく表にまとめる(大事)

心得

  • タイトルに少しでも興味のある論文はアブストラクトに進む
  • さらに興味があったら本文に突き進む
  • 時間がなければその論文の存在だけを心にとめておく
  • 紙をケチらずに関係のありそうな論文や興味のある論文をじゃんじゃんコピー・印刷
  • 詳細を理解しなくても良いものは「早いペースで」読む習慣をつけましょう.
  • 論文がどのような成り立ちになっているかについても調べるとよい.
  • 良い論文を読むのが「良い」らしい.
  • アイディアを参考にする,テクニックを学ぶ
  • 論文同士のつながりの悪さ、はぎれの悪さ、論理の飛躍には必ず、情報収集が不完全,研究そのものが不完全 (←チャンス!)

具体的な手順

  • テーマを決める.
  • キーワードを決める.

情報収集段階

ぐぐる

  • ひたすら上からタイトルを見ていく.

プロジェクト

  • プロジェクトがないかを探して,あればプロジェクト名をメモする.
  • プロジェクトの概要,責任者,予算規模をメモする.
  • ビビッときた論文のアブストを必ず読む.タイトルと概要をまとめる.
  • 結論を読む.結論が明確なら,精読したいものとして控える.

学会誌

  • キーワードに相当する学会誌をgoogle scholarで探す.
  • 学会誌の目次を見てみる.
  • ビビッときた論文のアブストを必ず読む.タイトルと概要をまとめる.
  • 結論を読む.結論が明確なら,精読したいものとして控える.

精読段階

  • 20本くらい精読用論文が集まったら精読する.
  • 全要素,手法,論文の書き方を要約してメモする.
    【タイトル】
    【概要】
    【背景】
    【手法】
    【実験】
    【結果】
    【考察】
    【議論】
    【著者と研究室】
    【論文の書き方】
    【雑誌(IFも併記)】
    【メモ】

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Last-modified: 2017-01-16 (月) 11:14:38 (2657d)