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概要 †
- 標準治療を受けろ、アンメットメディカルニーズを避けろ
アンメット・メディカル・ニーズ †
- 24時間風呂出産→お湯の使い回しによる細菌感染で出産児童が死亡
ワクチン †
- 医者の言うことを聞いてください。
- ウイルス=細胞膜の受容体につながる殻に自身を複製するための RNA が入ったもの
- ウイルスが細胞膜の受容体に付着すると、細胞内に侵入
- COVID17 ではスパイクタンパク質が受容体に付着するもの
- ワクチンの分類
- 病原体の全部を利用
- 生ワクチン=弱体化させたウイルスを生きたまま(はしか、BCG)
- 不活性化ウイルス=RNA がない活動性を無くしたウイルス。殻だけ。(インフルエンザ・ポリオ)
- 病原体の一部を利用
- 組み換えたんぱくワクチン=ウイルスの一部(スパイクタンパクなど)を取り出す(B 型肝炎)
- VLP ワクチン (Virus Like Particle) =ウイルスに似た全く違うが似たものを人工的に作り出したもの(子宮頸がん)
- ナノパーティクル=タンパク質のナノ粒子
- 病原体の設計図を使う(=病原体の培養が不要のため、大量生産が容易)
- mRNA ワクチン=感染はしないウイルスの一部のタンパク質の設計図 mRNA を脂質ナノ粒子に包み込んで打つ。mRNA は脆弱なので極めて輸送・保管が困難だが効果が高い。(COVID19 ファイザー モデルナ)
- DNA ワクチン=感染はしないウイルスの一部のタンパク質の設計図
- ベクターワクチン=運び屋であるベクターウイルスの RNA を、感染はしないウイルスの一部のタンパク質に書き換えたもの。ウイルスなのでウイルス全体が攻撃される可能性があるため効果は mRNA より低いが、安定しているため輸送・保管が楽(エボラ出血熱、COVID19 アストラゼネカ J&J)
- DNA と RNA
- RNA は DNA のコピー。遺伝情報はDNAからRNA、RNAからタンパク質へと1方向に伝えられます。この、1方向に流れる原則をセントラルドグマとよびます。
- DNAは2本の鎖が二重らせんの構造をしていますが、RNAは1本の鎖の構造をしています。
- DNAに含まれる糖はデオキシリボースですが、RNAに含まれる糖はリボースになります。
- 塩基のうち、A、G、CはDNAと共通ですが、RNAにはTの代わりにU(ウラシル)が含まれます。
- mRNA をもとに、細胞内のリボソームがタンパク質を作成する。
- あらゆる生物の細胞内に存在する構造
- mRNAの遺伝情報を読み取ってタンパク質へと変換する機構である翻訳が行われる場である。
- 免疫細胞が、免疫記憶と抗体産出を行う。
免疫 †
- 免疫には、抗体とキラー系の二つがある
- B細胞には「敵をつかまえろ」で、キラーT細胞には「敵を殺せ」という命令を出します。
- 抗体
- 抗原とは、異物のこと。異物の表面の化学的構造と、細胞の受容体が反応して、細胞内に侵入する。
- 抗体とは、抗原の細胞受容体にくっつく部分に特異的にはまって、細胞の受容体に反応できなくするための化学物質のこと
- B 細胞は、抗原の表面を調べ、対応する抗体形状を探す鋳型
- メモリーB細胞とは、過去に侵入した抗原の顔を正確に覚えているB細胞。 メモリーB細胞は何十年も生き残ることができる。
- プラズマ細胞とは、抗原にはまる B 細胞が見つかった時に、その鋳型に合った抗体を生産する細胞のこと
- 抗原(=異物)が現れると、メモリ B 細胞が今までに合致した B 細胞を多様性高く生産、それぞれの B 細胞が自分と合致するかを検証、合致したらその B 細胞を対応するプラズマ細胞を大量生産し、プラズマ細胞が抗体を作ることで免疫が達成される
- キラー系
- 感染細胞は細胞のMHCクラス1(細胞の ID のようなもの)と外敵の一部を細胞表面に露出させる。その知らせを受け取ったヘルパー T 細胞は、キラー T 細胞をインターロイキン2によって増強増殖させ、パーフォリンという細胞破壊用タンパク質を感染細胞に噴射し、抗原を感染細胞もろとも破壊する。その後、キラーT細胞は死ぬ。
- 一部キラーT細胞は生き残り、同じ抗原を発見した時のために備える
- なぜ副反応で発熱するのか
- ウイルスだけではなく一般に抗原が体内に侵入すると、正常な免疫機能として発熱する
- 発熱すると免疫力が高まるため
- ウイルスは約40℃で死滅すると言われています。つまり、発熱によって体温が上がることで、病原菌の増殖を抑制することができる
- 白血球が活性化する
- 体内に抗原が侵入した際に、免疫細胞が抗原を攻撃したり、体を守ろうとさまざまな働きをしたりする反応を免疫応答と呼びます。発熱は免疫応答の活性化にもつながります。例えば、マクロファージといったウイルスを捕食する免疫細胞は、発熱によって一層捕食の働きが強まる傾向にあります。
- 抗原が体内で感知されると、白血球やマクロファージなどといった、抗原を食べる働きを持つ免疫細胞が、サイトカインという物質を作ります。さらに、サイトカインが抗原侵入の情報を脳に伝えるための物質を作ると、視床下部という部分に、体温を上げるように指令が伝わります。その後、体の各部位が熱放散を抑えることで体温が上昇します。
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