[[GCP]]

DNSラウンドロビンは、ユーザを何らかの形で二分して、ある集団に対してはIP a, もう片方にはIP bを返すなどを行う。ロードバランサでも、アクセスはルータが振り分けるものの、結局のところWebサーバがリクエストに直接応答していた(本当にルートするだけなので )。
そこで、クライアントとWebサーバの間に経ってクライアントとやり取りするのがリバースプロキシ。つまり、ロードバランサなんだけど、リバースプロキシとWebサーバの間のプロトコルには自由度が生まれる。ロードバランサとの違いは、Webサーバはクライアントではなく、リバースプロキシに応答を返す。メリットは、(1) リバースプロキシの時点でファイアウォールを設定できる。(2) 内部向けの情報をリバースプロキシ-Webサーバ間のプロトコルに閉じ込め、ユーザには本質的な情報のみを返す。簡単にいえば内部でHTTPリクエストに縛られないようにできる (3) URLを見て処理するサーバを選択して送ることができる。(4) リバースプロキシをキャッシュの代わりに使うことができ、Squidのようなライブラリを使うことで、リバースプロキシをキャッシュとして使うことができる。

TTLはキャッシュ期間なので、DNSの伝播待ち時間はここを見ればわかる。


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