概要 †
- 人間の最も重要な感覚器官であり、かつサイボーグ化技術が発達している
視力回復手術 †
- 術式
- ICL: 眼内に特殊なコンタクトレンズを挿入 (100 万円)
- 術後に白内障や緑内障などの疾患を抱えてしまった場合でも、レンズを取り外して治療を受けることが可能
- D-3.00~-18.00Dまで対応、-15.00D以上は慎重に判断
- レーシック: 角膜を削る (20 万円)
- D-6.00D以上は慎重に判断、-10D以上の強度近視は適応外
- ICL のほうが基本的に真に良いので、目が重要な感覚器官であることを考えると ICL 一択(お金に困ってなければ)
病気 †
- 白内障: 水晶体が濁って視野が白くなる病気
- 人工レンズを挿入する手術で回復する(5 万円)。薬剤では、進行を遅らせることはできるが直ることはない。
- 緑内障: 眼圧で視神経が傷み減少することで視野が狭くなり、徐々に視力も低下していく病気
- 一度視野が欠けるといかなる手段によっても視野は元に戻らない。薬剤や手術で眼圧を下げて進行を遅らせる方法しかない。
- 緑の由来は、明るい瞳をしている人種が発症した場合、第三者から見た時に緑色に見えるかららしい
- 緑内障は発症初期は自覚症状がないため、かなり悪化してからでないと気付きにくい病気。40 歳から年 1 回など、定期的に検診を受けて、少しでも早く見つけることが重要(健康診断で OK)
視力 †
- 眼鏡の度数の定義 ディオプトリー (D): 屈折異常(近視・遠視・乱視)を完全に矯正するためのレンズの焦点距離 [m] の逆数
- 近視は凹レンズで補正するので、マイナスになる。
- 眼の前 20 cm から 50 cm までは、ぼやけずにはっきり見えた場合、その眼の遠点は 50 cm なのでその距離を焦点距離として持つレンズの度数は 2D だとわかる。
- -3D までが軽度近視、-6D までが中程度近視、それ以下が強度近視
- 視力の定義: 判別できるランドルト環の切れ目の視角 (分 = 1/60 度) の逆数
- 5 m 離れて切れ目 1.5 mm を判別できる場合、視角は 1.5/5000 [rad] = 1.5/5000*(180/3.14)*60 [分] = 1.03 [分]。これの逆数が視力
- なので、視力が半分になると、
- 同じ切れ目のサイズを判別できる距離が半分になる。
- 同じ距離で判別できる最小の切れ目サイズが二倍になる。
- 視力は心理学的定義であり、認知が入ってくるので、視力と度数を数学的につなげる式は存在しない。
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