#contents *概要 [#d4ac079e] -審査員は訴求項しか審査しない! -Presentationを材料に、研究内容をDeliveryするパフォーマンスアート。 -「なぜ、何を、どうやって」を主張するが、「なぜ>>何を>どうやって」の順に重要かつ難しい。 *参考 [#c02b2dd1] -Tipsまとめ. --https://mail.google.com/mail/u/0/#search/%E5%8D%92%E8%AB%96/143f66d6908c39ab *毎回の心がけ [#abdf3964] -発表は毎回全力で. -発表は録画する *道具 [#r9d249e1] -[[ポインタ>http://www.yodobashi.com/%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E6%8C%87%E7%A4%BA%E6%A3%92/ct/168578_000000000000018003/]] --[[コクヨ>http://www.yodobashi.com/%E3%82%B3%E3%82%AF%E3%83%A8-KOKUYO-%E3%82%B5%E3%82%B7-40-%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97/pd/100000001000220757/]] *Delivery [#n8995015] **論理 [#z78891ba] -論理の道筋を言う. --「まずひとつについて調べました」,「次に比較しました」,など,前置きが必要 -発表者に理解を丸投げしてはいけない. --さっき述べたように,さっき述べたんですが ---使わない.覚えている人にも覚えている人にも意味ない文言. ---覚えていない人には,「なんで覚えてないんですか〜?」と取られかねない.最悪. --この図を見ればわかるように ---「この図は,〜を表しています」とすべき. **発表技術 [#m12ac64a] -アイコンタクト -身振り -元気に笑顔で --声は大きくしましょう.最近の学生は声が小さい.それだけで,試問の点数半減するよ. -動きまわらない -ポケットに手をつっこまない -体を観衆の方をむけ,足と手を開いて発表 -やる気を見せるべき -手で腕を握るとナーバスに見える -Thank you very much, (pose), Is there any question? -サマリーは観衆におぼえていてほしいこと。 -指をさしてから、しゃべること。 -英語は25%が文字と発音が違う.発音をチェックすること. *Presentation [#sb50d353] **論理・構成 [#qf8f5b19] ***全体のテーマ [#z56b5e0d] -''今日伝えたいことを1つだけピックアップする'' ***スライドのテーマ [#i8577303] -一枚のスライドで言うこと1つ. --基本は上見て,詳細は下,がパワポの書き方 --タイトルもきちんと意味をもたせる(それだけだと、なにをやってるのかわからないので、Methodのどこ、と書くとわかりやすい。小さくMethodとか書いとく。あるいは、3. Methodなど。) --実験は方法&目的をきちんと書く. -スライドをみて伝えたいことは書かないとわからない -スライドでも,結果はやったこと,結果,考察みたいにする.端折っていい -一つのスライドに4~9行。 --''no textが望ましい'' ***全てが伏線であれ [#q211e786] -学会では,社会的背景は無し. --実際にやっていないこと --短い学会発表の中では特に、出す例も含めてすべて伏線であるべき. ***構成要素を厳選 [#zcebcd7d] -認知負荷を小さくする -スライド一枚で伝えられる情報は限られる --伝えたいこと1点は厳守 --スライドと予稿の役割を区別 -''書いたことはきちんと全て述べる。発表中に飛ばしていいようなことはそもそも載せてはならない'' **質疑 [#m532fd7b] -スライドナンバー必須 -質疑の時にはスライド一覧の画像が見えているように。 -国際学会では、ここのスライドに戻れといわれたら1秒で戻れるようにせよ! -数字をおしてエンターで戻れる.質疑でカタカタしているのはみっともない. **スライドデザイン [#f7f63b08] ***フォント・文字 [#d252e887] -漫画は漢字がゴシック -太字(B)コマンドを使ってはいけない --太らせただけなので隙間がつぶれる --太字が用意されたフォントを使うこと -ゴシックArial Helveticaが基本 -おすすめ和文フォント(細字、太字、欧文の順番) --MS P+HGP創鋭角ゴシックUB+Segoe UI(Arial) --ヒラギノW3+ヒラギノW5+Segoe UI Symbol(線が細いのでMacぽい) --メイリオRegular+メイリオBold+Helvetica(まるっこい、クールな印象ない) --遊ゴシックMedium+夕+Calibri(きれいな感じ、美しい。) -Arial, Helvetica(固い、クラシック, グラフキャプション、本文に使うにはもっさり) -Calibri, Segoe UI, Myriad Pro(小ぶり。スマート、現代的) -ヒラギノ丸ゴは歯医者さん、保育園みたいな印象になる。 ***カーニング [#k1146628] -参考:kERN tYPE -日本語の文字間スペース --ベタ組:文字組の基本、等幅で並べる、ヒラギノやメイリオ --つめ組:プロポーショナルフォントのMS Pゴシックで可能 -英数字に和文フォントと・等幅フォントは使ってはならない --(MSゴシックなど) --Research Summaryなとすると、rcの間がやたら空いて、mmがやたら小さくなる ***アニメーション [#m1a023fc] -アニメーションで出すかは、発表の流れの時間的粒度による。 --全部一様ならば全部出せばよいし、手順チックに言いたいならば、アニメーションをつける。 --新しかったから、全部出されると混乱してしまう、というのもある。 ***装飾を控えてシンプルな配色 [#xd73284c] -強調を控える、気が散らないように -日本語は車体にしない -変な書体は使わない -装飾は重ねない ***フォントと配色 [#ye69a570] -色の設計 --背景:白(コントラストがあるなら黒でいい。白抜きの画像が多いので、白が無難。) --文字:黒か濃灰(コントラストが効きすぎるとまぶしいので、灰色っぽくしたほうがいいかも) --テーマカラー:好きな色 --強調色:テーマカラーと会う目立つ色(VIVIDな赤はまぶしい) -色は4色まで -グラフも同じ ***レイアウトのルールを作って守る [#wbfa93ce] -スライドのテキストボックスなどは,理由のある配置をするときれい. -ルール --きれいな和文書体と洋文書体の組み合わせ --そろえる、並べる(''グラフは四角いが、隣に置くものが丸い、とかの場合は、丸いものを四角く囲む'') --余白を決める(行間、段落の前後、周囲、箱と文字の余白) -NG --プロジェクタのふちに情報を --センターぞろえはしない。 ***構造の視覚化:強弱 [#kf153264] -重要な部分は太字 -ジャンプ率(文字サイズの変化率、サイズのコントラスト)を高く -文字と単位のサイズを変える ***構造の視覚化:グループ化 [#n9113041] -同じような情報は、囲むなりしてまとめる ***視線の流れ [#ie920b7b] -左から右、下から上にいくような矢印を使わない。 **細かい技術 [#y11512c4] ***表 [#a9738047] -縦線を入れない ======= ------- ======= -互い違いの背景色をつける -あまりに大きい表は使わない ***アクセント [#c293d676] -特に注目して欲しいやばいところとかにはどくろマークとかを ***動画 [#gd1d2676] -動画は横に並べるのは二つまで ***引用ルール [#re1869ea] -スライドの引用は2人でet alしていい. -[Niiyama+, 2007]という書き方をしてよい。 *Presentationの具体的な構成 [#d7797ad1] -Title->Outline->Background & Motivation->Problem Description->Method->Experiment&Result->Conclusion **Title [#wfcb530f] -「××研の△△です。◯◯について□□という結果を得たので発表します」 --英語では、"I am Ryo Wakatabe. I will talk about TITLE in short. First of all, we achieved RESULT."(名前は特にゆっくり、日本人の名前は外人にとって分かり辛い。) --発表「させていただきます」はNG --タイトルを読むのはNG.研究結果の要約ならOK **Outline [#d57cdc90] -I will give an outline. First ..., Then I continue to ..., Then ..., Finally I conclude this work by .... --この辺のタイトルがIntroductionとかでは全く役に立たない。具体的なタイトルを入れる。 **Method [#x4c3d6f1] -式は使わず、なるべく図で説明する。(これはつまりこういう式になるんですよ、くらいなら良いが) **Experiment & Result [#f624c9cf] -表は、具体的な数値を論文から持ってくるのではなくて、本当に必要な部分だけを抜粋して持ってくる。あるいは、ハイライトして注目すべき点を明確にする。 |