意識高い人は自己実現欲求ではなく,尊厳欲求で動いてしまう 彼は本質的には、マーケティングがやりたいのではなくて、マーケティングをやっている自分の姿に憧れるということなのだ。あくまで、目線が自分目線なのである。要するに、

やりたいこと(内容)ではなく、なりたい自分の憧れ(状態)を描いて、それを自分のやりたいことや、目標だと、混同してしまう。

本来、こういう「状態」は、何かの「実績」をつくったあとのゴールの状態なのであって、順番から言えば、 実績をつくる → 憧れ状態になる というステップが必要だ。 しかし、多くのインターン学生は、あこがれ状態の方にフォーカスするので、その憧れ状態が最初に訪れないと不平不満を持つ。 憧れ状態の地位に入れてもらう → 実績を作るように頑張る

①状態と目標の混同 数値目標ではなく、自分のなりたいあこがれの状態を目標としてしまう ②プロセスへの無関心 憧れ状態が目標なので、それが最初に手に入らないと不満である。途中のプロセスに対する興味が無い。つまり、経験を積んだり実績を残したりすること自体に興味を持てない。 ③実現手段の欠如 経験を積んだり実績を残すプロセスに興味をもてないのだから、つまり、どうやって目標を実現するのかについては何も考えていない。 例えば、マーケティングのインターンがしたいというのだから、マーケティングに対してアイデアや提案があるのかと聞いてみると、それがまったくない。でもマーケティングの仕事がしたいという。


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