デザイン

概要

  • 「伝わるデザイン」のまとめ。

メモ

  • 今回はどうしようなあ
  • p201上のタイトルの入れ方はかっこいいしコンパクトで良さそう

目次

用語

  • ウェイト
    • 文字の太さ
  • フォントファミリー
    • 複数のウェイトの集まり、英文なら斜体も

読みやすさの3要素

  • 可読性
  • 視認性
  • 判読性

フォント

  • フォントには2軸ある
    • 「読みやすい=個性がない」v.s. 「読みにくい=個性的」
    • 「格調高い」 v.s. 「親しみやすい」
読みやすい読みにくい
格調高い明朝体・セリフ体スクリプト体
親しみやすいゴシック・サンセリフ体ポップ体
  • 明朝体とゴシック体の違い
    • 明朝体・セリフ体は可読性が高い=疲れない・目立ちにくい→長い文に最適:縦の線が太い。ウロコ(英語ではセリフ)止払いがある。
    • ゴシック体・サンセリフ体は視認性が高い=疲れやすい・目立つ→短文・見出しに最適:線の長さが同じ。止払いがない。
  • ウェイトが太いと、視認性が上がり、可読性が下がる
    • ウェイトがあるフォントであれば、細さで調整が効く
    • 要するに太いと疲れる
  • 字面が大きいと、視認性が下がり、可読性が上がる
    • メイリオ>ヒラギノ角>MSゴシック>游明朝=游ゴシック
  • 字面が大きく、フトコロが広いと、判読性が上がる
    • Segoe UI > Century Gothic
    • メイリオ > MSゴシック = ヒラギノ角ゴ
    • ヒラギノ角ゴは、濁点半濁点の区別がつきにくい。
    • UDフォントというのは、そのように設計されている(濁点半濁点、OとC、3と8の区別が付きやすい、ウロコの徹底的排除)
  • クリアフォントを選ぶべき
    • 輪郭にアンチエイリアス処理がかかる
    • メイリオはOK、MSゴシックは違う。
  • ウェイトでない太字は使わない
  • おすすめ
    • 34pを参照(綺麗な比較がある)
      • とりあえずメイリオかヒラギノ角ゴ(明朝は游明朝かヒラギノ明朝)
      • Segoe UIかCalibriがいい。Helvetica NeueとMyriadPro?はウェイトが豊富(明朝はTimes New RomanかMinion Pro(Centuryはだめ))
    • フリーのフォントのおすすめ:Noto Sans CJK JP(源ノ角ゴシック)
  • 等幅ではなく、プロポーショナルフォントを使う。
  • 和文英文混交
    • 相性がある
    • メイリオにはSegoe UI
    • 游明朝にはTimes New Roman
    • MSゴシックにはArial
    • (パワポにはフォントの一括置換がある)
  • 単位は小さくする
  • 約物(()[]|!?など)を避ける
    • 日本語には全角約物を使う
      1. x 会場:東京国際ガーデン
      2. o 会場|東京国際ガーデン
      3. o 会場 東京国際ガーデン(会場を太文字・あるいは反転文字で、約物を使わない)
    • 行頭と少ない文字の「」だけは、半角の括弧を使う!
    • !?は!?と半角にしても不自然ではない
  • 明朝体での強調には、ゴシック体の太文字を使う

テキストなど要素

  • 重要度を高中低とした時、1.5倍ずつのフォントサイズにする
  • 行間
    • 行間は0.5-1文字のマージンを入れる
    • 行長が狭いならば、マージンが狭くてもよい
    • 文字数が少ない(タイトルなど)ならば、マージンは狭くてもよい
  • 字間
    • ちょっと広げるといい(PowerPointの文字幅と間隔)
  • カーニング
    • パワポでは1文字ずつ文字幅を調整することが出来る
  • 何がなんでも左揃え
  • 日本語と英語の間の間隔だけ大きくする(p.67)
  • 箇条書き
    • ぶら下げインデントをして、
    • グループ化して、
    • 行頭を強調する
  • インデントは、箇条書きでも何でも、なるべくしない!
    • 箇条書きであっても、小見だしであっても!
    • でも個人的には小見だしがBoldはわかりづらい
  • 段落間隔の調整は必要
  • 文章をどこで改行するか
    • 強調箇所では改行しない
    • 単語は分割しない
    • 微妙な長さの行を作らない
    • 改行前で文を完結させない
  • 全角1つやタブによるインデントはいらない
    • 段落間隔を使う
    • 英語の場合、始めのパラグラフのみインデントしない
  • 1行の長さが短いほうがわかりやすい
  • スライドは、図解でわかりやすく
    • 箇条書きの要約を使って(p86)
  • 囲みは便利
    • 一つの資料では同じ形の囲みを使う
    • 楕円は使わない
    • 真四角か、ほんの少し角を丸くした四角
    • 余白は1文字分必ず入れること(15文字のタイトルなら0.5文字、文字数が多い場合は2文字など)
    • 輪郭のはっきりしない図を囲むとかっこいい
  • 塗りか枠はどちらかだけ使う
    • 塗りだけが無難
    • 枠は、細いと洗練、太いと親しみやすい印象になる
  • やじるし
    • 太いやじるしではなく、細い→や、⊿や、>を使う
  • 左から右へと
    • 文字を書く
    • 色の吸引力に逆らわない(赤は左に配置)
  • 図への説明
    • 図の中にタイトルを袋文字で入れて、ほかは平行な引き出し線を使う
    • 引き出し線は細くあるいは点字で。直角の点字が良さそう。
  • グラフ
    • エラーバーは線を一本上に上げるだけでよい(p117)
    • 折れ線グラフの点は、線と同じ色(白抜きにするとかっこいい)
    • 判例は同じ色にして、線の上に載せる(p121)
    • 余計な線は消す
    • パワポ用なら、背景を入れるべき
    • 行が多い場合は背景色を縞々にする

レイアウト

  • 5大法則
    • 余白を取る
      • 囲みの余白と同じで、基本1文字、文字が多ければ2文字、少なければ0.5文字。
    • 揃える
      • 全てを右揃え
    • グループ化
      • 関連のあるものと無いものを分けて、階層的に
      • 近くのものを近くに置く努力をすること(p144)
    • 強弱をつける
      • 重要なものを上に大きく、他を小さく(p148の食堂の例)
      • 方法には、サイズ、太さ、色(黒のところを深緑にするなど)、いろいろパターンがある
      • ジャンプ率は、低いと洗練されたイメージになり、高いと親しみやすい雰囲気になる(p150)
      • 強調方法は階層的に、同じ階層構造は同じ強調方法をする(p151)
    • 繰り返す
      • レイアウトの規則を作って、それを守る
      • 余白の量、文字サイズなど。
  • 視線の流れ
    • 2x2のマスだと、縦に読むのか横に読むのかわからない→背景をつける、やじるしをつける、番号をつける
  • ノイズ・余計な情報の制御
    • スライドにいつまでもロゴを張らない、貼るとしても非常に小さくまとめる。
    • 背景付き写真>白背景の写真(トリミングもふくめて)>概念図
  • アイ・キャッチャー
    • 第一のアイ・キャッチャー:画面の2/3を覆う、非常に大きな画像を貼ると効果的
    • 第二のアイ・キャッチャー:○で囲う(p167)

  • ポスターやスライドには、あまり高い彩度のものを使わない
  • 色が多くなる時は、灰色で囲うのが便利
  • 相性の良い色を使う
    • 深緑、薄緑、赤
    • 灰色、ピンク
  • テーマ色を決めると良い
    • 背景色、メインの色、文字の基本色、強調の色
    • p177にいろいろなパターンが乗っていてい面白い
  • 真っ黒の文字色だと、コントラストが激しすぎて疲れる
    • ほんの少しだけ灰色をいれるといい
  • 色盲
    • 基本的には、寒色暖色で組み合わせれば問題ない
    • P型色覚では、オレンジ緑、青紫、緑ピンクが区別できない
  • 色に頼り過ぎない
    • 文章中の強調色として、赤と緑を入れるのは筋が悪い(黒と赤、黒と緑の区別がつかない)
    • さらに、ごちゃごちゃしてかっこ悪い
    • 代替案:文字に背景色を入れて強調する、文字に太字を使う、グラフをベタ塗りと斜線塗りで区別(要するに白黒印刷してもOKということと同値)

パワポ力

  • 袋文字
  • テキストボックスの大きさが自動調整されないようにする(自動調整なしがよい)
  • ガイド線を使うと、レイアウトが統一できて嬉しい

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