哲学
現代哲学 †
- 定義「哲学者による問題の発見や明確化、諸概念の明晰化、命題の関係の整理といった、概念的思考を通じて多様な主題について検討すること」
- 19世紀のヴィトゲンシュタインによる哲学の再定義
- 「語りえないことを無理に語りつくす」のが哲学の役割ではなく、
- 「何が語り得ることであり、何が語り得ないかを明確にしていく」こと、この行為と探求自体が哲学が本来担うべき役割であると提唱するわけです。
- 哲学が「内省的思索」から「文章をいじくりまわす言語批判」に変化した論理実証主義の始まり
形而上学 †
- 定義「感覚ないし経験を超え出でた世界を真実在とし、その世界の普遍的な原理について理性的な思惟によって認識しようとする学問ないし哲学の一分野」
- 主なテーマは「存在」
なぜ何もないのではなく、何かがあるのか †
「語りえぬものについては、沈黙しなければならない」 †
- ウィトゲンシュタインは言説化プロセスに対して疑問を投げかけた.
- 語りえないものを語り得ると思い込み、言葉を尽くし何かを得ようと試みるのが、形而上学(もっといえば、倫理・宗教・芸術)である
- そのような「言説化」に対しては「沈黙」しなければならない。
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