ビジネス
目次 †
見積り †
- 仕様や期間などの条件(要求仕様)が確定したとき、見積して金額を確定する。
- 見積額と請求額は一致する。
- 見積書には、後でトラブルにならないよう、要求仕様として合意した内容、仕様書の資料番号や納品条件などを記載する。
- 競合との比較でそこに比べてリーズナブルであればお客さんは文句ない。
- むしろ価格破壊を起こさないために安売りは避けるべき
見積もり変更 †
- 見積もり後に、要求仕様と異なる条件になった場合は、見積の根拠が失われる
- 見積もりを破棄し新たな条件で見積書を提出する。「見積もり条件がかわるので再見積します」というのが常套句。
- 請求は再提出した見積書に記載した金額でおこなう。
客先の都合による変更 †
- 仕様変更を見込んで上乗せ
- 機能追加がありそうな案件は、ある程度の予め上乗せしておく
- 仕様変更による再見積もり
- 先方が追加だと思ってない場合は、やはりトラブルになる。
- 仕様があいまいだったり、仕様変更がありそうな案件は、見積書に仕様の条件を厳密に記載して縛る。
- ソフトの場合ある程度の仕様変更は仕方ない
- 本当に厳密に仕様変更を別見積もりにすると、ビジネスにならない。
齟齬による変更 †
- どちらの責任で伝わらなかったのかとかいう責任論になる。(言わなかった、聞かれなかったなど)
- 材料など原価に直結するものの要求は事前に念入りに確認し、見積書に条件を記載する。
- PCだったら、CPUやメモリー、ディスプレイの仕様など。造形物だったら素材や重量など。
- 具体例
- たとえば、出張一泊の見積もりで見積もった作業が、客先の都合で二泊にのびた場合、いきなり二泊分で請求するのではなく、二泊になって条件がかわる旨を先方に伝え、見積書を再提出して、その額で請求。
- こういった場合、見積書と請求書を同時に提出することになる。
要件定義 †
見積りの内容 †
- 要件定義,設計,実装,テスト,ドキュメンテーション
見積りの目安 †
- すべては相場ベース。
- 人月という概念は、見積と請求のための便宜上の概念でしかない。
- 人日は、大きな会社だと、人数が大きいので分散が抑えられるため有効
- 人日
- 1日=8時間にもらうお金。
- 目安
- 人にアルバイト任せられる値段の、3倍くらい。
- 6万円/日で普通の会社のプログラマくらい。
- 大きい会社ならプログラマーで人日10万とか、PMやコンサルならその倍以上とかもあるから、増やせるなら増やしてもいい。
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