目次 †
参考 †
原型 †
参考書 †
疑問 †
- p.40の後ろ身頃袖ぐりヨーク切替え線,ダーツの量と同等になっているように見えない.
- p.40の前身頃ヨーク,0.5のその隙間は一体どこから出てきたのか.
- 見返しをつけるかつけないかの差異は何か?縫製の問題だと思う --
- ウエストのダーツ,普通に省略されているが,ウエストダーツは自由な横の平行移動が可能,という解釈で良いか. --
諸注意 †
- 単位はcm
- パターンメーキングの分解
- 襟=シャツカラー・台付きシャツカラー・フラット・セーラー
- 袖=普通・シャツ・フレンチスリーブ
- 身頃=よくわかっていない.
身頃 †
普通 †
- 見返し線は衿で3, BLで6~7, HLで6~7(前たても含めて)
- 前たてはボタンの直径を考えて,1.5くらい
- 第一ボタンの上は1.5のゆとり(ボタンの直径分くらいあける)
- ボタンの一番下はHLから6~7cm
- えりぐり線は,SNP0.3~0.5,BFP0,CFP+0.5にする.綺麗につなぐ.
- HLゆるみは1.5~2
シャツ †
- ドロップショルダーで運動量を多く取る.
- ドロップショルダーなので,SPを2~2.5延長,後ろカマ底を横に1~1.5延長,前カマ底を0.5~1延長.
- 運動量を取るために,HLゆるみは後ろ2~2.5, 前3~3.5
- ウエストダーツの縦の長さ
- 前ウエストダーツは縦に,BLの3.5下,HLのWL-HLの1/4の長さ上までが良い.
- 後ウエストダーツは縦に,BLの1.5上,HLのWL-HLの1/4の長さ上までが良い.
- 参考
- 衿は,前身ごろとあわせて,つながりが良くなっているかをきちんと確認すること!
シャツカラー †
- デザイン→寸法と形状の決定
- 身頃に直接デザインを描いて測る.(測るのは前後の衿幅,衿腰,衿ぐり寸法の6つ)
- x寸法0後ろ外回り寸法無視で作図→SNP前後で2つの線で切り開く
- 作図
- 直角線を書く→x寸法で水平線を書く
- x寸法の水平線に後衿ぐり寸法を記入
- その後,斜めに沿って前衿ぐり寸法を記入
- 衿腰を収束させる形で記入
- 衿外回り線をデザインに気をつけて作図
- 衿つけ線は前衿付け線で0.3mmくって綺麗につなげる
- カフスの長さだけ削る.
- x寸法
- えりこしは2~3
- 後衿幅と前衿幅は自由.
スタンドカラー †
- 狭:SNP~FNP-0.5, FNP+0
- 広:BNP~FNPの2/3からFNPまで+幅/2
台襟付きシャツカラー †
- 台襟の幅が大体一様.
- 台襟の形状は,スタンドカラーに準拠.
- 台襟のつけ線が前立てと綺麗につながるように.
- 衿幅寸法
フラットカラー †
- 長さが
- SP-SNPの1/2程度の衿なら,身頃の衿ぐりを1/3重ねる
- SP-SNPの1/4程度の衿なら,身頃の衿ぐりを1/6重ねる.
- BNP+0.5, SNP+0.5, FNP-1.0くらい.
セーラーカラー †
- 身頃の衿ぐりを2cm程度重ねる
- BNP+0.5, SNP+0, FNPまで+0.7, FNP+0
基本コンセプト †
- 袖山高さと運動量
- 基本的には,袖が横付きの方が腕が上がる.(参考:袖山高すぎ16cm, 袖山普通:14cm)
- 袖のより細かい設計方法
- 肩傾斜と運動量
- 肩傾斜の角度は平均で20度.
- 普通の服だと,腕を上げるごとにだんだんと前身頃が開いていく.このことは,前身頃がファスナーやボタンで固定されていると,見頃が上昇することを意味する.更に,胸がに突っかかるなどして,腕が最終的にはあがらなくなることをも意味する.
- 肩傾斜が普通のトワル,と肩傾斜にゆとりをもたせたトワルでの運動量を比較した動画があり,秀逸.
- 袖の振りと運動量
- 袖は前に振ると前に手を出しやすくなり,運動量を確保できる.
- あるメーカでは必ず見頃と袖の継ぎ目がずれて前振りになっているそうな.
- 袖を前振りにするのは,袖後付でないとできないので,工場では実は極めて面倒らしい
- 前振りは高級ブラウスやシャツでは一般的に行われており,これ自体が価値である..
- 脇・袖の縫い目は3mmの細幅でエレガント
- 衿を止めると前たてが重なる.したがって,前たて部分の布厚み分だけ,後ろの布を長くすると,整った左右対称の衿になる.
- 例えばオーケストラの指揮者が着るジャケット(燕尾服だったりもしますが)などは、すべてがそうではないと思いますが、カマ底を上げて腕を動きやすくするため、アームホールが横長になるような、袖を縦方向に潰す操作を行う場合があります。また卑近な例では、タクシー運転手の制服も、ハンドルを持つ手が常に前方、上方にあるため、同じような操作で運動機能を高めたりします。
- 袖山ラインはイセたあとの切断面,必ず真っ直ぐになるように![[参考>]]
- 肩幅と袖山は代用可能,故に肩幅が広くなるほど袖山は低くなり、 肩幅が狭くなるほど袖山は高くなる
- 腕を下に降ろすためには、袖か肩幅にその分の分量が含まれていなければなりません。また腕を上に上げるためには、降ろすための分量が邪魔をします。
普通 †
- アームホールをくっつける
- SPの高さの平均を基準にして,5/6の高さを袖山にする.
- 前AHは同じ長さ,後ろAHは1+★(基本0)の長さの斜め補助線を入れる.
- 以下の通るポイントをつないで綺麗につなぐ.
- 前袖
- 袖山,補助線上袖山から1/4前AHの点から垂直に1.8~1.9
- Gライン(2/6点高さ補助線=カナメ)上の袖山側上に1
- カナメ間距離の1/3の前側カマ底の合同な形の頂点
- 後ろ袖
- 袖山,補助線上袖山から1/4後ろAHの点から垂直に1.9~2.0
- 2/6点高さ補助線上の袖山側下に1
- カナメ間距離の1/3の後ろ側カマ底の合同な形の頂点
- ギャザー
- 長さ自体は1.5倍くらい.
- 前袖後ろ袖の中心で,前は0.5くりこみ,後ろは1.0ふくらみ(前にフリフリしてると邪魔だから)
- もっとふやすなら,袖下,前袖中心,後袖中心で切り開く
- 袖丈
シャツスリーブ †
- シャツスリーブはいせない!
- 後身頃に20度で当てて,カナメ以下は対称に写し,カナメ以上は0.6膨らみ
- 前身頃に20度で当てて,衿ぐり上から1/3で0.6膨らみ,2/3で0.3~0.5くくり,3/3で対称.
- あわせてみて,前が後ろより1~1.5深くなっていればOK
フレンチスリーブ †
- 後ろ
- 肩を展開後,7~9延長し,0.7下にパターン上のSPを取る.
- カマ底を2下2外に取る.
- 前
- 肩を展開後,SP0.5上げ,7~9延長し,0.7下にパターン上のSPを取る.
- カマ底を3下3外に取る.
フレアスリーブ †
- 袖口線は後ろが下がるように,後袖中央を1.5下げる.
- ギャザーは後ろが多くなるように展開.展開は7分割程度.
パフ †
- 袖口線は後ろが下がるように,後袖中央を1.5下げる.
- 両側ギャザーは,全部バラバラにしちゃえば良い.
長袖のギャザー †
- 袖の基線に沿って,端をつないだまま切り開き,n分割すれば良い.
ワンピース †
ウエスト切り替えワンピースドレス †
- ベルトを締めるので,運動量としてウエスト丈1, 脇0.5を追加.
カフス †
- 手首周り(15)に5~6のゆるみを加えた長さを取る.
- ボタンは1開ける
- 持ち出しは1.5程度
TIPS †
- 脇ダーツはカマ底から3下
- ダーツは一様に長さが同じなら,直線から曲げにしても問題ない.
- 見返しは首で3, ウエストで6~7
- 襟幅=後ろ襟幅+えりこし
型紙補正 †
合印 †
仮縫い †
- 仮縫いには2つの意味がある.
- しつけ糸だけで縫い合わせる工程
- お役さんに来てもらって補正をする工程
- 補正手順
- 同じお客様が同じ寸法でお仕立てになられるときも仮縫いの工程は欠かせません。生地の持ち味で微妙な補正が必要になるからです。
- パタピの押さえじつけ説明
- 仮縫いを通じて学んだこと
- しつけ,あまり時間はかからない
- 置きしつけ,切り躾大事.表裏療法から見れる
- 切りじつけの方法とメリット
- 縫い代が安定していること大切
- 布の端が合わせられないと手縫い・縫製ともに不安定になる
- 不安定=精度が下がり時間もかかる
- チャコペーパーや切りじつけは切り離したあとに行う
- 型紙は縫い代つきで切る→ノッチ入れ→切りじつけ
ゆるみ †
- 例:スカート
- 寸法=「ヒップ寸法」と「ゆるみ分」と「生地の厚み分」のほかに、縦方向の切替線が多いデザインのため「縫い詰まり」を見越したゆるみ分も入っています。
- シーチングで仮縫いしたものを着用すると若干大きく感じます。仮縫いや補正というのは、そういったことも考えながらしなくてはなりません。
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