概要 †
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雑多 †
「研究はずっと直線的に伸びていくものではなく、低迷期の後にポンと進む機会がやってくる。同じ志を持つ人が身近に増え、研究が一気に進んだ。」 会場からの「研究を続けて行くコツを教えてください」の質問に対して大隅良典先生が「自分の研究のファンを大切にすることです」みたいなことを言ってたのを思い出したよ。 表で「これ、すぐお金になります」と言いながらがっつり研究費をもらい、裏で実装とか応用研究に加えて基礎研究をやるのは、IBMだと普通のことだよ。大人の言葉ではそれを「研究ポートフォリオ」といいます。 最近、国全体で研究の出口を求める傾向が強くなっていることは否めないが、研究者の方も一方的に思い込んで自己規制をしていることはないだろうか。私は、研究者は自分の研究が、いつも役に立つことを強く意識しなければいけない訳でもないと考えている。「人類の知的財産が増すことは、人類の未来の可能性を増す」と言う認識が広がることが大切だと思う。役に立つことをいつも性急に求められていると思うことで、若者がほとんど就職試験での模範回答のごとく、考えもなく“役に立つ研究をしたい”という言葉を口にする。直ぐに企業化できることが役に立つと同義語の様に扱われる風潮があるが、何が将来本当に人類の役に立つかは長い歴史によって初めて検証されるものだという認識が、研究者の側にも求められていると思う。 現代の研究というのはフロントが絶え間なく動く戦いであり,そこで勝ち残っていくためには過去の学問を会得するだけではダメで,時代の動き,戦線の変化を的確にとらえていく能力が要求されます.研究テーマや研究室の選択は自分の成否を分ける大問題ですが,よく勉強をする人にかぎって時代の動きに無関心で,学んできた過去の学問の中からテーマ探しをしようとします.スポーツ好きな小学生の多くが「将来の夢」に野球選手やサッカー選手を挙げるような発想と同様かと思います.学部で基礎をしっかり身につけることは大事ですが,それと進路選択とは切り離して考えるのが賢明かと思います. わかりきった大テーマにしのぎを削って勝ち残ることも立派な能力かもしれませんが,むしろ,だれも価値がわからない石ころの中から宝の原石を探し出し,磨き上げる能力こそが,真の創造性ではないかとぼくは思っています. 僕は触覚をやらなければならないと思っていたからつらかった 山田さんが、最低限のことをコンパクトに書いた感じだね、と言ってた理由がわかった 意外と「これってどういう意味?」って自答(Gordonに”What????”って言われる部分とか)すると、きちんとした説明が出せる。自答大事。
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