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概要 †
- システム化を待つ間にどうしても管理を Excel でやらなければならないことがある
ベストプラクティス †
- Excel 芸をしない
- 生データのシートと計算式のシートは完全に分ける
- どうしても面倒なら、生データは A:Z に押し込めて、計算式は AA:AZ などを利用する。
- 異なる質の計算は AA:AZ や BA:BZ など、26 行ごとにパーティショニングしたところに押し込める。
- ARRAYFORMULA や QUERY をなるべく使って、シート変更時の対象を 1 セルに限定する。
- 適切に改行する、コメントアウトするなど読みやすくする。特に QUERY 関数。
関数 †
文字列結合 †
- ="A"&3
- & 演算子を使い、CONCATENATE, CONCAT は使わない(面倒なので)
ショートカット †
- alt-e d d で現在行削除
- alt-i r で insert row
- ctrl-yで繰り返し
QUERY †
- QUERY内参照 "&A1&"
- 一旦クエリを切って、& 演算子で concat している。
- "&A1&"が文字列の場合には、QUREY文内部では'で囲う必要がある。'"&A1&"'とするとそこにクオーテーションなしで展開される
- =QUERY('仕訳表'!\( A \)3:$Z, "select D, month(A)+1 where month(A)+1="&A3&"", true)
- =QUERY(\( A: \)H, "select sum(C) where F='"&\( I \)1&"'")
便利関数 †
- =ADDRESS(ROW(), COLUMN(), 4)
- 現在のセルのアドレスが相対参照で得られる。F20みたいな(4は相対参照で、1とかだと固定がはいる)
- なので、=SUBSTITUTE(ADDRESS(ROW(),COLUMN(),4),ROW(),"")でカラムのアルファベットが取れる。
- =INDEX(QUERY(A:A, "select count(*)"), 2, 1)
- クエリ結果をワンラインで取得
- COUNT などのクエリの agg 関数と相性がいい
- IMPORTRANGE
- Importrange関数は、他のシートからデータを持ってくるときに使います。元のデータのあるシートが更新されると、Importrange関数で取得するデータも自動的に更新されるので、大変便利です。
コメントアウト †
- 数値の説明
- =IF(0,"手持ち現金",200000)
- その値が何を表しているかが明確になる
- クエリの説明 "&IF(0,"コメント","")"
=QUERY(A:C,"
select B * C "&IF(0,"この行は売上 * 利益率を計算している","")&"
")
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