メカ
目次 †
概要 †
- 動力伝達可能な機構をまとめる.
- 純粋な動力伝達部品として機構をみなす.
- 省音性能は言及しない.
- ギア比が変わるのは当然なので,特筆すべきでなければ言及しない,
参考 †
名称 †
- 大小2つの平歯車を組み合わせる時に、大きい方をギヤといい、小さい方をピニオンという。
動力伝達 †
名称 | 対象 | 変換 | 特徴 | 備考 | 平歯車 | 平歯車 | 軸並進 | | 内歯にすると逆回転.一枚刃,広歯,円弧歯を考慮すること | ラック-ピニオン | | 軸法線面内の並進 | | 一枚ラックなどを考慮すること. | かさ歯車 | かさ歯車 | 軸並進,同一平面上の軸回転 | ギア比が高い. | | 冠歯車 | 平歯車,かさ歯車 | 軸並進,同一平面上の軸回転 | | 平歯車の横にくっついた突起として実装可能 | ラッチ | ラックなど | | | 平歯車と冠歯車の,一枚しかないバージョンや広角度歯として実装 | 遊星歯車 | | ギア比のみ変換 | 非常にガタが少ない.高トルクに耐えられる. | | ウォームギア | 平歯車 | 回転軸並進,同一平面上の軸回転 | 極めてギア比が高い,滑り接触なので効率がわるい | ウォーム一回転で一歯進む(n条の場合は一回転でn歯進む) | チェーン | | 回転軸並進 | | | ベルト | プーリ | 回転軸並進 | | ベルトをクロスさせると逆回転 | 摩擦車 | 摩擦車 | 回転軸並進 | | | カム | 従動節 | 並進 | 外周形状によって,並進距離の設計自由度が非常に高い | 確動カム:並進方向に任意の角度で拘束,カムのゆるふわ感を排除. | 往復スライダクランク機構 | ピストン | 並進 | | | てこクランク機構 | 従動節 | 同一平面上円弧 | | | 両てこクランク機構 | 従動節 | 同一平面上円弧(二つ) | | | 両てこ機構 | 従属節 | 円弧→平面上円弧 | | | 平行クランク | 連結棒 | 連結棒の回転運動 | | | オルダム継手 | | 軸の並進移動 | | | エスケープメント機構 | | 90度回転運動 | | 突起冠歯車の上下で板を当てる | リンク | | | | TODO:まとめるのが難しい | 細窓機構 | | | | TODO:まとめるのが難しい | タイイングベルト | | 軸並進,軸法線面内の並進 | | 直線タイイングベルトがある | リニアガイド | | 一方向の並進 | | リニアガイドとも呼ぶ。Wikipedia |
ギア比変換 †
- 歯車同士の噛み合わせ
- 同軸に固定された複数枚の歯車
カム †
- 確動カム(参考)
- 0, 180度で並進0の拘束条件の上で,0-180度までの並進分布を確定すると,全て確定.
- 180-360度は,0-180度の並進分布を平行移動して-1をかけた並進分布となる
バックラッシ調節機構 †
- 歯車をリンクでつないで,バックラッシをあとから調節することができる.
各論 †
リニアガイド †
概要 †
タイミングベルト †
概要 †
- 物理パラメータ
- 歯の種類(ピッチも含む):XL, L, H(ここまでinch系), S3M, S5M, S8M
- 呼び幅=ベルト横幅:XL, L, Hはinch系で記述、S3M, S5M, S8Mはm系で記述
- 長さ
- 回転式、直尺
- リニアガイドと相性が良い。
設計 †
締結 †
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