概要

  • 僕は機械論的唯物論者(=mechanical materialism).
    • 決定論的唯物論.シミュレーション仮説.反証可能性がない。
    • 汎神論とも言える
  • だけど,一部の国では無宗教=not relegious(無信教はatheist)と言うのは,共産主義者と同一あるいは人間ではないと見なされることがある
  • 面倒な時は「仏教=限りないいのちに支えられて生きていることを自覚する」と説明する
  • むしろ他の国が無宗教に寛容になってくれればいいのに.
  • 日本ではnot relegeousが20%

日本の宗教

  • 日本の一般的な人
    • 神社で祈るのはクリスマスを祝うのと同じ.
    • 日本人の90%が神社を訪れるが、宗教的だと思ってる人はほとんどいない
    • 宗教は家の中だけにとどめておくべき
    • 宗教という言葉の意味すらも分からない
    • 「葬式の時は仏教徒、初詣や受験の時は神道を信仰し、クリスマスの時はキリスト教徒」
    • 「生まれた時は神道、普段の生活はキリスト教、死ぬ時は仏教」
    • 宗教を信じている人を狂人とみなす
    • 神道のように困った時の神頼みや「他力本願」はみっともない
    • 私は私。レッテルから自由でいたい。
    • でも外国人が変な顔するし,ビザ取るときに面倒だから仏教って言っとこw
    • 宗教の実践というより哲学
    • 葬式も結婚式もどうせしないといけない.その時にキリスト教風がいいか神道風がいいかを選ぶ!
  • 日本の宗教の特徴
    • 日本のおばちゃん向け宗教に対して、宗教的合理性・聖典の確実性を聞くのは野暮
    • めちゃくちゃな世界観
    • 教義や理屈は抜きにして、とにかくなんとなく触ると病気が治る
    • なんとなくみんなでワーッと楽しんで、前進します!前進します!とか言って、なんとなく前向きな気分になり、挨拶で気分が明るくなる
    • 日本の宗教はかくあるべき

宗教

名前英語備考
無神教atheism神の積極的否定
無宗教not relegious特定の宗教に傾倒しない
機械論的唯物論mechanical materialism全ての存在に自然科学的方法論を適用しようとする形而上学的唯物論の一種.全て力学的法則.多分僕の哲学.
汎神論pantheism神と宇宙、または神と自然とは同一であるとみなす哲学的・宗教的立場。一切のものは神の顕現であるとされる。
  • 宗教法人による自己申告
    • 神道系が約1億700万人、仏教系が約8,900万人、キリスト教系が約300万人、その他約1,000万人、合計2億900万人
    • これは日本の総人口の2倍弱
    • 生まれた時点で勝手に寺が登録する
  • 個々の国民へのアンケート調査
    • 「何らかの信仰・信心を持っている、あるいは信じている」人は2割から3割という結果が出ることが多い
    • 解説)。
      1. 各宗教団体が必然的に自団体の信者数を多めに申告する傾向にある。
      2. キリスト教やイスラム教などでは定期的に礼拝に参加していても、洗礼やシャハーダなどの入会儀式を受けるまでは信徒として扱われない。また多くのキリスト教団体では、音信不通となったものは数年で除名されるのが一般である。
      3. 神道や日本の仏教では、地域住民をすべて氏子とみなす例、他教の信者となったり無宗教を表明する者でも生家が所属する寺院の檀家にカウントされている例、初詣の参拝者も信徒数に含める例、御守りや御札等の呪具の売上数や頒布数から算出した想定信徒数を計算に入れる例がある。
      4. 上記のような杜撰ともいえる調査方法にも抗議の声が上がることは少ない
  • 日本の宗教
創価学会実質250万人(公式に830万人).公明党の支持母体.選挙前だけ親しげに電話をかけてくる.創価学会が世界一で,他の宗教・無宗教を折伏して正そうとすることを不幸から幸福へ変えることを信じ,折伏が慈悲深く,折伏しない消極的態度が無慈悲と思っている.排他的.仏教だが日蓮宗から破門にされた.結婚すると入会を強要される.他宗教・他宗派に関するものを焼却処分.「アラン・ジュスト報告書」でフランスのセクト認定.オーストリア,ベルギー,チリ,ドイツでもセクト指定?
幸福の科学実質40万人(実質10-200万人?公式に1100万人).中心教義は正しき心の探究、愛、知、反省、発展。多神教.幸福を実現するためのあらゆる法則を探究し続けている。従って教義は増え,変容していく.世界観は,マゼラン星雲から、UFOで、地球に飛来.仏を中心に,神々=仏陀やキリスト、ムハンマド、孔子が歴史を作った.教祖はイタコ.

世界の宗教感

  • 無宗教への寛容さ
    • イスラム:非寛容
    • アフリカ:非寛容
    • 中東(エジプト以外):非寛容
    • トルコのイスタンブールやインドネシア:非寛容
  • 宗教にはいつの時代も学問的興味で入信するひとがいる。

神道

  • 開祖もない、宗祖もない、教義もない、教典もない、救済すらない、神主もない、神主になるための資格もない、神像もない(あって鏡や依代)、世界の起源もない
    • ゆえに何を信じてもよい
  • 化物語の暦ストーンのように、「何か意味ありげに置かれたもの」が長い年月を経て注目され、いずれありがたいものと受け入れられることで信仰を集めている。

いろんな哲学と宗教

  • 唯物論(Materialism)
    • 本当に「存在する」と言えるものは物体(matter)だけだというものの見方
    • 機械論的唯物論=その動き方は決定論的であるという考え方
  • キリスト教 [#j5e9b225]
  • イスラム教 [#lcf0e2d9]
  • ヒンドゥー教 [#k7a03042]

現代哲学

  • 定義「哲学者による問題の発見や明確化、諸概念の明晰化、命題の関係の整理といった、概念的思考を通じて多様な主題について検討すること」
  • 19世紀のヴィトゲンシュタインによる哲学の再定義
    • 「語りえないことを無理に語りつくす」のが哲学の役割ではなく、
    • 「何が語り得ることであり、何が語り得ないかを明確にしていく」こと、この行為と探求自体が哲学が本来担うべき役割であると提唱するわけです。
    • 哲学が「内省的思索」から「文章をいじくりまわす言語批判」に変化した論理実証主義の始まり

形而上学

  • 定義「感覚ないし経験を超え出でた世界を真実在とし、その世界の普遍的な原理について理性的な思惟によって認識しようとする学問ないし哲学の一分野」
  • 主なテーマは「存在」

なぜ何もないのではなく、何かがあるのか

  • ハイデガー
    • 答えるでもなく,答える努力をするでもなかった.

「語りえぬものについては、沈黙しなければならない」

  • ウィトゲンシュタインは言説化プロセスに対して疑問を投げかけた.
  • 語りえないものを語り得ると思い込み、言葉を尽くし何かを得ようと試みるのが、形而上学(もっといえば、倫理・宗教・芸術)である
  • そのような「言説化」に対しては「沈黙」しなければならない。

科学

  • 「すべての人が科学的に導かれた結論を受け入れなければならぬ」という風潮は宗教
    • 直感的で不合理な感情を尊重したって良い。他人の権利を侵さない限りは。

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