*第九回 [#l9b5d0c2] -ビッグデータの情報化(「FTC3要件」として知られる自主規制) --非識別化の確保 --非識別化の確保について、公に約束する --他の企業に配布するときは、再識別化の禁止 -FTC3要件の誤解 -JR東日本に向けられた批判 --マスメディア(利用者への事前知識と情報公開、オプトアウトの周知の怠り) --プライバシー専門家(データの流用・悪用を防ぐための統制方法が不明瞭、無駄に高精度(生年月日の日まででいいでしょ)、乗降駅が加工されていない(講義に東大に来るなどはわかる)) --利用者(利用者のメリットがない)h -有識者委員会中間とりまとめの提言 --利用者への配慮が欠けていた(公共性が高い=みんなが使うことを余儀なくされているのに) --技術の進展に伴って特定の個人が再識別される可能性 -俊剛匿名化によって次元圧縮する --分散の大きいところだけを取ると、車いすを使っている人のような、重要だが数が少ないものが無視されてしまう --位置情報のメッシュ化 --少人数データ(秘境みたいなところ)はマスク化処理 --2013年5月22日、本人以外の救助以来だったので位置情報を消防に連絡できず捜査中断し、父が娘をかばうように死亡してしまった、という例があり、ガイドラインが改善された(命に係わる場合は番号を知っていれば提供可能) -円滑な情報収集と公開に際して --プライバシーのほか、配慮の必要な事項はどのようなものがあるか --プライバシーなどへの配慮にどのような「方針」が望ましいか(プライバシーを包括したもっと抽象的な話ってことかな) -アーカイブすること --人がいないところ --人の口頭説明など --動画・写真 -アーカイブのために、プライバシーその他の考慮条件 --人の気持ち --公開したいという気持ち --見たいという気持ち(見たくない気持) *第八回 [#oeed3878] たばことかWINNYはある種の麻薬的? -価値中立なものの有用なものの有益な利用を推進 --最初は違法なほうが技術のためになる?(インターネット) --正しい使い方を広報活動 --致命的なものでなければとりあえず流通させてみる --あまりそのままだと問題 --全員を取り締まるのでは間に合わないからWINNYの開発者に行ってしまった。 --禁酒法に近い?少し緩くしたほうが裏での流通がなくなる、という意味で --WINNYの場合には捕まったから保守が出来なくなったためにもっとひどくなった --銃は価値中立ではない。しかし国民の総意として、アメリカではOKで日本ではOK。 --価値中立の線の引き方は別 --録音録画も価値中立。 -「技術基盤の開発と、それがどのように利用されたかは結びつけて考えられるべきではない」 --ちょっと暴論 --では、価値非中立なものと知って頒布するのでは?そのような研究開発はどう扱うべきなのか? +++製造、所持、譲渡、頒布、濫用行為そのもの、濫用行為放置 --規制 +++禁止 +++免許・許可 +++届出 +++事後規制・改善命令 +++内部管理 --規制の選び方は、危害の種類、程度、有効性、副作用を総合的に判断するべき -金子先生の件は学問の自由を侵害しているのか? -基本的人権・自由は公共の福祉を担保しなければならない --WINNY学問の自由の侵害にはならない --公共の福祉に著作権は入らないからWINNYは学問の自由の侵害ではない? -職業倫理綱領 ||ヒポクラテスの誓い|IT技術者| |専門能力の維持|医師の師を助け、同僚に分かち、他に与えない|秘術でない| |クライアントへの責任|患者を利する選択|クライアントを真に利するとは| |社会への責任|人を殺す薬を与えない|盗聴、マルウェア、軍事| |守秘義務|他人の秘密を守る|プライバシー| |制裁|「人生と医術の教授と尊敬をうけること」の反対|| -私的自治の原則 --自由かつ平等な個人を前提できるか -他者気概の原則 --他人に危害を及ぼさない範囲で自己決定権を行使(危害を防止すべき他者の範囲を限定できない) --管理責任の拡散、価値観の異なる他者の利害者が関与 -技術者は「なされうるものは、なされなければならない」というブレークスルーの理念を信じてきた。だが、これからは、このブレークスルーの理念は社会的に受容され共有されるガイドラインによって制約を受けるようになる(名和) --技術的問題解決だけではなく、社会とすり合わせる必要がある -情報処理学会倫理綱領 --ギルドではない(弁護士会ではない) --公的資格は不要(医師・公認会計士ではない) --専門家・非専門家の境界があいまい -権利者と剽窃者の紛争から、技術と社会の紛争 *第七回 [#q73e0171] -大谷和子先生 -保護法益 --規制法律に対応する、守りたいもの -刑法175条での保護法益 --大人が楽しむのでもダメ→保護法益:正常な公序良俗、普通の人の正常な性的羞恥心を守る -児童ポルノ --被写体としての児童を守る --ちなみに18歳以下、日本人は若く見えるのでアイドルなどは外国人には問題に見える -民法 --不法行為 -刑法:侮辱 --個人の気持ちを下げる行為 -刑法:名誉棄損 --社会的評価を下がる行為 --公共の利害に関する事実にかかわり公益を図りかつ真実である、場合には免除(真実であると判断にするに値する情報があれば刑法も民法も同時に免除) -業務上過失 -プロバイダが責任を負う必要があるか? --現在の解釈では、事後的に開示すればよい -議論上での罵倒は、言論の自由ではない --反論が可能だからと言っても、罵倒は許されない。 --口汚くののしっていると感じられる場合は、食べログの意見でも名誉棄損になる(まずいは許されるレベルだが、人の食べ物ではないとかはアウト) ---他のラーメン店がそれをやったら、不正競争になる --ニフティ現代思想フォーラム事件 --反論言論は広く考えるべき -価値中立ソフト --いろんな用途に使えて、悪用にも実用にも使えるもの --開発者には罪はない --実世界であればナイフ・包丁。 --アプリでは無音カメラ、zipパスワード, bittorrent --ドローンでAEDを送るなどは? -winnyの価値中立性をどう確保するか --同意を得る --責任免責 --Apple Storeのような登録制 -どういう規制? --受信も送信も規制 -不要 --不法ダウンロードは両方、ストリーミングはOKだからな -規制違反したら? --議論できない -明らかにあるいは実質、悪用をアフォードするソフトは? *第六回 [#h45e86be] -資生堂 -World's Most Ethical Companies 2015に3年連続で選ばれている --最近社長が変わって、少し優先順位が下がった -外資・ベンチャーが参入して厳しい状態にある -CSR=企業の社会的責任 --日本では昔から当たり前だったが、2001年くらいまで欧米では行き過ぎた資本主義のアンチテーゼである -企業の存続->法令順守・コンプライアンス->進化地・新市場の創造・社会貢献活動 -最近のCSRは投資となる --ボルビックの1l for 10l(水不足地域に1lを10lごとに寄付) --資生堂では、手を洗う・化粧の仕方・美しくなりたい、という気持ちを増幅させる。 --バングラディッシュの現地民を雇用して説明させるなど。 -女性は鏡と眉墨が最も大事->大震災の活動で配った。 -各ステークホルダーに向けて、倫理行動基準を決めている。 --倫理行動基準は、世界人権宣言・ラギーレポート・ISO26000など、国際的な基準を参考にして作っている -「ものごとはすべてリッチでなければならない」 --リッチ=本物・心豊かなこと -信用こそ、無形の大きな財産なのである -それぞれの人権はsameではなくequal -''取引先・バリューチェーンの倫理にも責任を持たなければいけない時代'' -不祥事は、環境変化への不適応であることからも生まれる。 -倫理観の高まり --5年前に比べてセクハラ・パワハラ・贈答接待の基準は大きく異なる --言葉によるセクハラだけで処分をされるようになった、同性同士でもセクハラはありえる(彼女いるの?をしつこく、でもセクハラに) -コンプライアンス順守が社員の評価につながるか? --やってはならないことと、行動によって評価する -逆パワハラ --逆に叱れなくなってしまうデメリット --パワハラの概念を上司・部下ともに共有すべき -コンプライアンス意識はどれだけの頻度で伝えなければならない、というわけではない -年間200件の相談・告発があり、告発を社内で共有することで抑止力を作っている -資生堂は美意識の高い社員が集まる傾向にある? -資生堂は薬局に商品を置いてしまっている。 -資生堂がどういう人に向けているものがぼやけているのが問題。 -高級商品だけで資生堂という名前を付ける、という戦略に切り替わっている *第五回 [#x35a4add] 最近3.0の視力になるコンタクトができたらしい 何をしてもした瞬間にすべてが過去になり、過去になったことは仕方ないのだとしたら、何をしてもいいことになるが、そうはいかない。実益と後悔が強い強い。 シンプル展、非常に良かった。ただし、しょっぱなから見たくないタイプのデータが見たくない方法で提示されていて、非常に面白かった。 守るための監視(GPS:迷子、血圧:健康管理(つくばで実験している)) ---- 逆に今のロボットの制約に合わせることも大事。+ビデオで装飾するなど。 -社会空間の四象限 ++実・伝統:教室 ++虚・伝統:小説 ++実・デジタル: -実・虚の社会 --デジタルかどうかは関係がない -Traditional Real Society:実社会 --身振り手振り、言葉、のろし、壁面、紙媒体、ラジオ、テレビ、インターネット ---関東大震災の時は、東京の新聞社がつぶれたので大阪からわざわざ持ってきた。 --実名によるリアルタイムのデジタルソサエティ -Traditional Virtual Society --「渡れない」社会 --小説・演劇 -伝統とデジタルの比較 --情報のライフサイクル ---(作る、集める、集める、処理する、発信する、使う、消す) ---最近では、「消す」ことができない問題が大きな問題となる(今までは本を燃やす、忘れる、死ぬなので情報が自然に消えていく) --情報の質と量 ---デジタルは量が圧倒的に多い ---質はわからない --情報の伝達速度 ---デジタルが早い --規模=社会的共有度 ---デジタルは多くのコミュニティに伝える。(声はせいぜい200人、本は出版部数程度) -今では評論家が仮名でより過激なことを言うことができる。 -実と虚の比較 --用語:社会I, II:実の伝統・デジタル、-社会III:虚のデジタル --I, IIとIIIはどう違う? ---IIIは無秩序が許される仮想社会、なぜか ---I, IIとIIIが完全に分断されていないことが問題 ---時に、IIIからI, IIにルール無視の侵入 --IとIIはどう違う? --社会IIIを実社会に近づきたい?(遊ぶに当たって被害を与えない方法) --実名なりすましはどうする? -社会I --インタラクション・質・量に限界有。 -デジタル社会 --社会I, II, III -プライバシー権 --To be let aloneの権利として定義された -The Right to be forgotten --プライバシー権の延長 -肉体・社会的損害がないから -被害を与える人を疎外する -社会Iの情報共有に量と質があるのか?IIの力を借りればいい。 *第四回 [#he1b89be] TODO m2ねじ、ナットなどをもらう motor3つを持ち帰り エンコーダも持ち帰り 資料を1部もらう 角度バネがないといけない ---- リコー 山下良則 -決算発表は4回 --12月でなんで下方修正しなかったのか? -現地の人の理解が重要 -本部でも外国人がいっぱいいる -「環境経営」 --不良0の向上は環境負荷が低い -インドの教育支援プログラム --どういうものが学校に必要かがわかる --ネットワーク構築 --遠隔医療 --NPOが噛んでいるが、国からの支援はない --社員の教育にもいい -インドと中国は市民の困りごとが多いので宝庫 -セキュリティ強化=コスト、ではダメ。 --競争力につながるセキュリティ --使いやすさの安心の最適バランスの模索 -イノベーション --モノからモノ+コトへ -生え抜きが取締役はむつかしい --女性は事業部長はいない --外人はいる -取締役は監査監督・執行役は事業を行う --この辺の役割を明確にする流れが最近できている --社内で執行しない取締役を作りたい --全員社外はつらい -IEEE2600.1を取得している(アメリカ軍レベル、経産省と一緒にやるなど) --.2は大企業レベル -技術:地紋・その他もろもろ -closeからopenへ:これに追いつく --場所を選ばない情報取得、Google, スマホ(BYOD)へ --スマホをLANにつなぐのは管理者が嫌がる->つながないが共有させる --侵入経路が増える -セキュリティのせいでネット設定がめんどい -OfficeとConsumer 家庭の重なる部分を増やして新たな価値へ -Private->Pubはプリント・スキャン・ホワイトボード -規格作成は、企業が先が多い --業界のデファクトスタンダードが作られて、国へ掛け合うといったような感じ --PDFなど。 --国で先に決めても意味がない! -世界標準を作っても中国が従わないよね… --上っ面の標準でも従ってくれない --逆に中国人が標準を決めているともいう -mpegのリージョンコードはバレル -すぐ消えてカメラで見えない文書 -貢献してる感がない。 -アウトソーシングを安全にやれる方法があるといいなあ -ビッグデータ、テストケース -遊んでる人が好い(部活やってない人は通らない) --とんがってる人が好い -日本韓国以外は必要な時に必要な人をとる *第三回 [#m79726fe] -倫理委員会で副委員長 -企業倫理 --安全文化 --行動指針の規定化、周知徹底 --倫理に実践 -悪いことをしないことが倫理の意義か? --福島第一原発事故では、だれも法令違反をしていない。 --安全に対して積極的に対処する技術者の姿勢が大事。 -「~してはいけない」ethicsから、より積極的自律的行動意識を含む概念Ethicsへ -技術・マネジメント・モチベーション(主体性・自主性) --アメリカではモチベーションがかけていた。お金ベースで動きすぎている。 -エンジニアリングジャッジ --技術者の行う選択はトータルでベストな選択を行うため、個々の視点では必ずしもベストとならない --社会がおうリスクなどについては、現場の技術者だけでは決められない。 --技術提供によって、''社会との合意が必要'' --(社会との合意が取れつつダメだったらどうなるの?) -原子力安全=深層防護 --1層:故障防止 --2層:故障の発展防止 --3層:周辺環境への発展防止 --4層:起きた場合=過酷事故時、異常を緩和できなくとも対応できる(原子力特有、きちんとしてるやつを止めたために事故になった経験) --5層:異常に対応できなくとも公衆を守る(原子力特有) -実は4層・5層は、対応しようが何だろうが、リスクの発生確率は下がらない! --事故が起きないようにお金をかける、という日本の風潮があった。 --4層・5層を軽視したのが一番の問題 -絶対安全がない中で、社会的に許容できるリスクはどこまで?=技術者では決められない --100万年に一回ならいいよ、などという社会了承が必要 -安全=技術的問題(社会的受容:絶対安心はない・社会との合意の形成) -安心=技術に対する信頼 -倫理的業務に必要なこと --技術(問題を認識する) --課題を抽出できる品質保証能力 --実行力 -アメリカの原子力経営者は、規制当局から徹底教育される -経営職の責任 --知らないじゃすまない(実際は知ることはできないよね?) -中間管理職の責任 --経営層の「火の用心」を「火の用心」として垂れ流してはならない(たばこの灰皿をどうする、など具体的にしないと意味がない) -改ざんと報道されているが、やった本人は改ざんした気は一切ない(ラベルを変える仕事をしていたので) -現場のなかでコンプライアンス意識向上 --教育だけでは疲れ切るだけなので、 --モチベーションアップが大事 -スローガン --顧客満足 --社旗的責任 --競争力強化 --社員満足 -One-Strike Outの時代 -リスクマネジメントだけでは数学的だが、社会には感情がかかわってくるので、その意識が大事 -小集団活動=モチベーション向上へ --どうやったら仕事がうまくいくのか?掃除はどうすべきなのか? --10000人450グループあります発表会は1年です、みたいなものをアメリカの人にひたすら聞かれる。 -モチベーションの大事さは共有されている -業界の質によって異なる。 --A社とB社の戦いの場合は成果主義のほうがよい。 --存続自身が目的の場合は年功序列のほうが長く続く。 -成果主義はメリット --目先の競争が重要ものがよい。 -優秀じゃない人を養うのも役割。 -雇用して企業を成り立たせるのも重要。 -能力主義は本質的な不公平感を生む。 -年功序列は能力的な不公平感を生む。 -やりがいと安定性は価値である。 *第二回 [#lb6bd057] -裁判の予測はむつかしい。 --アメリカ:貿易差し止め(技術論争・陪審なしで差し止めを撤去)+民事(南部だと勝ち目なし) --裁判ではディスクローズ(三年間の一切の関連資料を提出)により非常に面倒で、対応で技術開発が数日とまる。ディスクローズに応じないとアメリカではほぼ負ける。 -知らないだけでは免責されない --しかし、善管注意義務違反(経営者が法律を知らないではダメ!) -初期流動管理(初期では何倍も頑張って管理する) -変更管理(4M) --作りかたを変更したら、客に4M申請が必要(変化をしたときに問題が起きる) --ある人が設備を使ってある原材料をプロセスしてものつくりをする。 --コストダウン、品質改良を含む --審査 ---エンジニアリング(何が起こりうるか?) ---HARM審査(管理可能か?) ---上市前品質保証審査(社内での審査。有償で販売する前の芯さ) --全ての企業内事故は再発(99.9%は再発型) --前はリスク管理、あとは情報開示と関係者保護 ---起こってしまった後に社長が「もっとリスク管理したほうが…」とかは言っても無駄 -DISKの議論(何も決まらない議論) --大体だねーそういうことだから --いっそのことこうしましょうか --そうはいってもコストが… --結局 -ステージゲート制 --経営者の判断を束縛しない(これは何が何でもやり続けよう、と思えばそれだけ。) --研究テーマの優先順位、社会適合性 --(アイデア、探索(お客さんもほしいか)、研究、開発(ラインとして作る、開発審査)、事業(上市審査)) -Go/Stopの判断はそれぞれで行う --戦略性(こんなクルマは?)、収益性、技術性、市場性(競合との関係)、社会適合性 --評価は営業、企画、実行部門が多角的にきめる(100次元とか。企画部門がテーマによって聞く人を割り振る)、理系のテーマを出すものとチャートは全然違うことが多い(1万円でいいフィルムを5万円のパソコンに載せられるのか?) --サイエンスは予想はできない! -レーダーチャートで多角的に。 -バルーンマップ --日本のシェアと市場規模は逆相関する --アメリカは、ROE主義なので収益を落とせない(含み資産がない、基礎開発できない) --車も基礎材料が非常に強い -研究開発商品と安全性問題発生 --原則、従業員・顧客の安全性をどう守るかが優先!! --ハザードとリスクの切り分けが重要 --研究者は有意差を出したいので、めちゃくちゃ多く有害物質を投与する。 --サンプルを作るほうが安全確認のほうが遅い(Nが増えている最中) --考えられてなかったこと ---関係者の保護 ---情報公開して他の業界を守る ---他の製品との比較(ベンゼンは染色体異常が起きる、知らないことに対して恐怖を感じるので) ---リスク(取扱い基準、適切に使った時の問題)とハザード(実際の問題)の違い ---MSDS(材料安全データシート)の見直し(リスク管理の注意書き) ---吸入暴露実験する(注射器なのではなく) ---他の企業の撤退損失を請ける -トヨタのブレーキは懲罰的 --対応がいい加減だと、裁判で実害よりも多く賠償を払わないといけない。 -No Data, No Market --データを出さなければマーケットに参加できない -コンプライアンスは武器になる(ブランドになる、制度が制限したものの抜け道的技術を提供) --マスキー法(アメリカの省エネ制約法律)は日本のシェアを向上 --(逆)カーナビ・太陽光発電はダメになっている -2010年代は健康環境不安の時代 --これを味方につけると強い --PC眼鏡(紫外線カット)の急成長 --ヨーロッパ「ナノチタンが皮膚に入る」ネガティブキャンペーン(実際は真皮には入らないのでOK) -分析・解析・計算科学 --他の企業のものを使うと歩留りガタ落ち…など -不当な利益を得る意図があるか?が重要な --いたずらにルールを増やすのはよくない to -レピュテーション管理が重要 --コンプライアンス(ハザードリスクを切り分けてきちっとする) --あらぬ噂、あらぬ嫌疑、風評被害もそのうち(コンプライアンスとのトレードオフ) -社会通念にきちんと追うことが重要 -メゾ領域という学問体系が必要(エートス) --社会通念で変わる -アメリカでは寄付は嫌われる。ヨーロッパはOK。 -本当にリスクとハザードはきちんと分離しましょうね *第一回 [#sa7e00e5] 安全保障輸出管理 ソビエトにどれだけの量を輸出してはならない コンプライアンス=やってはならないことをやらない(時変) 法律、社内ルール (世間体もある?) 法律を知らない、常識がずれる(企業論理が先行)、でも全部把握するのは辛い(62件) 法務部門は20人、だが化学物質などは知識 安全担当の技術屋がいる おきた概念 PR パブリックリレーション 社会とどう関わるか。(アドバタイジングではない!) ↓ 企業市民 寄付行為からフィランソロピーへ どう企業価値で社会に貢献する アメリカは寄付だけではダメという考え、ヨーロッパは寄付のみもある ↓ CSR コンプライアンス(マイナスイメージ?) 子供の怪我の責任が変わるなど、コンプライアンスは変わる 中国のかしんほうは、国内の競争力のないものは認可しないなど エルトリプトファンはアメリカの訴訟で2100億の損害を出してる アメリカは弁護士がそういう患者を探して40%の手数料などする 完全に特許などで論理的に勝ち目あっても、民事でいじめられているなどいうと陪審制度で死ぬ アメリカの民事は訴訟はなるべく早く手仕舞うかが大事。手仕舞い金に数億を渡して和解という手もある。 工場停止、トヨタホンダなどの部品を全部こちらの金で輸入 廃掃法で全部の工場が止まる 認可停止(ISO、半年で撮り直す) マスコミ(カッとなるとまけ) 漁業からの問い合わせ(魚介類と海苔、風評被害)、一銭も払わなかった 対策(排水タンク6億円) よほど頑張らないと現場と経営が乖離する。でも頑張るとキリがない。窮屈になる。現場の采配が取れなくなる 私利意欲のコンプライアンス違反は糾弾する 会社のためのコンプライアンス違反はだめ 時間がないからこんなことが起きている 私の判断でやれるんだから。 本社は良からぬ口を出す。 言い訳をせず誠意に対応 |