[[ネットワーク設定]] [[ネット回線]]

*概要 [#jff611bd]
-どのようにしてデータがサーバに届くか

*レイテンシ [#u07804e6]
-物理的なラウンドトリップタイムに関する計測リスト。「ユーザーがニューデリーにいる場合、「光の速度」の関係で少なくとも 80 ミリ秒のレイテンシが発生します。そして現実的に、どのネットワーク呼び出しでも 242 ミリ秒前後のラウンドトリップ時間がかかります。」
--https://wondernetwork.com/pings/New%20Delhi


*CDN [#e1eb7346]
CDNはファイルをただ配信するだけのサーバー達で構成されたネットワークのことです。
ロードバランサー配下にサーバーをおいてダウンロード配信させる場合と比べ、様々なメリットがあります。

*IRC [#yaee9741]

*パケット [#b0ec5d02]

*ソケット [#ye7d9e28]
普段利用しているHTTP通信もソケット通信を行っているの
プログラムの世界とTCP/IPの世界を結ぶ特別な出入り口。TCP/IPのプログラミングの大きな特徴なので、どう考えてもHTTPやRPCなどはソケットを使っている。当然Client Python Datastoreへのクエリとかクライアントライブラリからのリクエストはソケットを使用しているに決まっている。
ソケットを使うとTCP/UDP上で動く(トランスポート層レベル)アプリケーションを開発することが出来るため、HTTPよりもよりコンパクトな通信を使ってデータを送信したいといったことも可能となります。
だから、gRPCでHTTPみたいだけど違うプロトコルを作ろう!みたいな話をする場合にはソケットプログラムが必要になってくる。
プログラムから見ると、ポートとのインターフェースとして実装される


*ツール [#je0ec953]
ネットワークスループットはiPerfというものを使うのが良い。


*トンネル [#n7b31e0b]
トンネルの入り口と出口にはルーターを置きます。入り口側のルーターは,あて先として出口側のルーターのグローバル・アドレスを指定したトンネル・ヘッダーをIPパケットに付けます。このトンネル・ヘッダーを使って,インターネット上のルーターはIPパケットをあて先まで転送します。あて先のネットワークにIPパケットが届くと,出口側のルーターがトンネル・ヘッダーを外して元のIPパケットを取り出します。この手順の中で,トンネル・ヘッダーを付けることをカプセル化,外すことをカプセル化解除といいます。
単純にL4パケットをL7HTTPSのデータに書き込んで送るみたいなそういうイメージっぽい。

*BGP [#p7d60da4]
-カスタムルート アドバタイズでは、Cloud Router が Border Gateway Protocol(BGP)経由でオンプレミス ルーターにアドバタイズするルートを選択します。
 
BGP ってなに
https://www.infraexpert.com/study/study60.html
ルーティングプロトコルには  内部で使用するIGP(AS内部)と外部で使用するEGP(AS外部)の2つがある
 
ASって何
ある管理組織にあるネットワークの集まり。ISPが管理しているネットワークは一つのAS
電話番号0123-45-6789は「0123」ネットワーク内「45」ネットワーク「6789」番だと考えると。
「0123」ネットワークへいきなりルーティングするのではなく、まず「日本(081)」というAS宛にパケットを送る。
「日本」というASに到着後、AS内部でルーティングする、ということですか。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~aji/3min/32.html
 
ルーティングプロトコル
いっぱいルータがあった時に、静的にパスを定義していたら障害のときに迂回できないので、動的ルーティングを採用している。近接ルータ間で情報を交換(ルーティングアップデート)をして、ルーティングテーブルを変更するのがルーティングプロトコルの機能
ルーティングプロトコルによって決定された手段により、情報を交換しあい、コンバージェンスに達するわけだ。
こんばーじぇんす=すべてのルータが同一のルート情報を持つ
 
BSPではAS識別のためにAS番号が割り振られている。ICANNという組織によって割り振られている。パブリック・プライベートIPのように、グローバルASとプライベートASがある。
BSPはパスベクタ型ルーティングプロトコルといって、基本的にはダイクストラ的に経由ASを決定している
ルータ間のコストは、使用するルーティングプロトコルによって異なる。
例えば、RIPはホップ数だけを使うが、OSPFは回線のスピードを使う。
 
RIP
ルーティングプロトコルの一つ。この中のディスタンスベクタ型ルーティングプロトコル
ルーティングアップデートでは、ルーティングテーブルをそのまま渡す。ルーティングテーブルには、次のルータや次のルータへの距離(メトリック)やポートや宛先ルータが書いてある(距離付きエッジのリストを渡しているので「ディスタンスベクタ」と呼ばれる)。
 
RIPのルーティングアップデート
ルーティングテーブルを30秒に一回送り、このアップデートを6回受け取らなかったら、そのルータは何らかの障害が発生したとみなす。
この場合、そのルータを使うルートを消してしまう。
 
RIPの欠点
ルーティングループ→スプリットホライズンやホールドオンタイマで解決できる
 
BGP 経由で IP アドレスをアドバタイズします。のアドバタイズとは?
ルータがルーティングプロトコルを使用してルート情報を
隣接ルータに教えることをアドバタイズまたは経路広告といいます。
 
 
ネットワーク構築の一問一答
https://www.it-ex.com/distribution/securitynetworksolution/ciscobiz/2018/07/q60.html
ネットワークの勉強にこのサイトが良さそう
http://www5e.biglobe.ne.jp/~aji/3min/index.html

*光ファイバー工事 [#vd9ea6ba]

-インターネット - プロバイダー - 最寄りの通信会社のビル - 一般家庭
--最寄りの通信会社のビルから一般家庭への引き込みはラストワンマイルと言われる
--光ファイバーは電柱で行くが、そもそも電柱に光ファイバーが敷設されていなければそれもやらないといけない。
--電線にはクロージャーという機器があり分岐ができる。ここに近隣の一般家庭に光ファイバーを引き込む。
-電線から部屋まで
--クロージャーから光ファイバーを、電話線を利用して引き込んだり、エアコンダクトを通して光コンセントにつなげる必要がある。
--戸建てでは直接光コンセントにつける。集合住宅だと、スプリッタがあるので電線からスプリッタまで伸ばす工事すればよいだけになる。
--通信会社は ONU の設置までが工事責任範囲で、それ以降は自己責任となる。
--賃貸の場合、光コンセントまで敷設してくれていれば、この工事は削減できる。
-部屋の中の光コンセントのすぐ先に置くモデムと言われているものは、回線終端装置 ONU = ホームゲートウェイと呼ばれている。
--ONU は大抵ルータや電話線や場合によっては Wifi も兼ねている
-ダークファイバ
--光キャビネットを家の外につける。
--光キャビネットから設置までは NTT が、光キャビネットから ONU までは Nuro 光が行ったりする。

*PPPoE, IPoE [#rf01acd1]

-IPv4 over IPv6
--IPv4 パケットはカプセル化されてどこかで IPv6 から IPv4 インターネットに出るような感じ
--カプセル化方式には「4rd/SAM」「MAP-E」「DS-Lite」などあるが基本ほとんど変わらない

-DS-Lite (RFC 6333) https://www.geekpage.jp/blog/?id=2019-7-24-1
--ルータが CPE という IPv4 パケットを IPv6 パケットにカプセル化する。これを行うエンドポイントというかデバイスが B4 と呼ばれる。
--IPv6 パケットが ISP などの IPv6 ネットワークを通じて出ていく
--IPv4 インターネットと IPv6 ISP との境界に、CGN と呼ばれるパケットのカプセル化を解く機能を持ったルータがある。このエンドポイントというかデバイスが AFTR と呼ばれ、NAT 変換をしている。
---B4 は AFTR の IPv6 アドレスを何らかの形で知らないと、接続ができず、IPv6 ISP を介してカプセル化されたパケットを送ることができない。この IPv6 アドレスは、FQDN を指定してルックアップするか、もしくは IPv6 アドレスによって直接指定することになる。

-電話回線の時代からある通信方式をイーサネットに対応させたPPPoEと違い、IPoE方式ではイーサネットの利用を前提としているので早い
--具体的には、PPPoE は電話回線網とインターネットサービスプロバイダーを接続する「ネットワーク終端装置」を必ず通過するので遅い
-IPv6 のサイトだけつながるなら PPPoE が設定されていない可能性が高い。
--この場合、IPoE(IPv4 over IPv6) 対応のルータが必要になる。ONU は IPoE しかサポートしないので、IPv4 を使うためには ONU に直接つなぐのではなくルータを一回介さないといけない。
--IPv4 over IPv6 の方式はプロバイダというより、プロバイダがサポートしている接続サービス次第!なので接続サービスごとに適切なルータ動作モードを選択しなければならない。また、それに対応した動作モードで動作できるルータを買わないといけない。
---クロスパス (Xpass)、v6プラス、OCNバーチャルコネクトといった接続サービスがある。ルータの動作モードは、通常接続サービスと同じ名前になっている。大抵どの接続サービスに対応すべきかはプロバイダなどから知らされる。
--バッファローの動作モード(というかサービス)とルータの対応リスト https://www.buffalo.jp/support/other/network-ipv6.html (Dip スイッチを Manual, Router にしないといけないといったコツがあったりする)

||PPPoE|IPoE|h
|接続可能なプロトコル|IPv4|IPv6|
|速度|△|o|
|輻輳|多い|少ない|

-VNE 事業者
--他の ISP 事業者に対して、エンドユーザへの IPv4 over IPv6 接続機能を提供する会社

-プロバイダと VNE 事業者の関係
--消費者はインターネット契約をプロバイダと行う。
--プロバイダは普通、VNE 事業者の一社以上と契約している。
---VNE 事業者ごとに IPv4 over IPv6 の接続サービスが異なる。接続サービスはただの商品名であることに注意。日本ネットワークイネイブラーは v6plus (MAP-E), インターネットマルチフィードは transix (DS-Lite), アルテリア・ネットワークスは Xpass (DS-Lite) のように。
---なので、契約したプロバイダが契約している事業者の数だけ、エンドユーザが選択できるルータの動作モードに自由度が生まれる。
--消費者は NTT フレッツ通信網を介して、VNE 事業者に接続し、その先にインターネットがある。


**我が家の場合 [#kc6b7de5]
-賃貸ねっとはクロスパス対応のルータを要求していた。
--しかし、Aterm WG2600HP3 ルータは、クロスパスの動作モードをサポートしていない(v6plus, transix のみ)
-DS-Lite は通信の規格名 (プロトコル)。transix や Xpass はDS-Lite方式の、企業の商品名。
--つまり、transix 動作モードをルータに設定しても、実際には DS-LITE プロトコルで通信してくれる。
--なので、ゲートウェイアドレス(AFTR)が指定できるものは、dgw.xpass.jpで設定すれば、プロバイダが xpass 接続サービスと契約しているし、ルータはきちんと DS-Lite プロトコルに則って通信するので、transix 動作モードも xpass 接続サービスに接続できる。
--できるが、一応、VNE 事業者の照会を行って通信を弾くみたいなことをする処理がファームウェアに書き込まれると、transix 動作モードで xpass 通信サービスが使える今のよくわからない状況がダメになる可能性はあるので、そのへんのリスクはきちんと考えないといけなそう。
-しかし、何故か Xpass ではなく transix 動作モードでも動作した。以下の設定で IPv4 over IPv6 が動作した。http://192.168.10.1/ > User: admin, Pass: [reducted] > 
--基本設定
---自動判定 OFF
---動作モード transix
---IPv6 動作モード ND Proxy
--接続先設定
---AFTRの取得方法は「手動設定」に
---手動時のAFTRの設定方法は「FQDN指定」に
---AFTRのFQDNは「dgw.xpass.jp」を入力

*家のネットワーク設定の実務 [#e4c7c309]
-メンタルモデルの獲得のための神資料、まずこれを読んで https://www.officedaytime.com/tips/routers.html
--TL;DR 機能とデバイスが n:n 対応になっているのが理解を困難にしている理由。家のネットワークでは、機能の意味での「ルーター」は一つであることが望ましい
-機能(注意: not 商品名)
--「外部回線と LAN 端子の変換機能」: ONU 必ず備え付けられている。
--ルータ: 内部ネットワークのルーティングを行う機能
--ハブ: LAN 端子を増やす機能
--アクセスポイント: Wifi に接続できるようにするための機能
--中継器: 有線ではなく無線でハブとつながりあう機能
-装置
--ONU(デバイス): 「外部回線と LAN 端子の変換機能」を必ず持つ。ルータ機能を大抵持っている。アクセスポイント機能も大抵持っている。
---モデム/ONU, ホームゲートウェイとも呼ばれる。
--ルータ(デバイス): ルータ(機能)を必ず持つ。ハブ機能をほぼ必ず持つ。アクセスポイント機能も大抵持つ。中継機能もたいてい持つ。
--ハブ(デバイス): ハブ(機能)を必ず持つ。

-ルータ(デバイス)は、以下の三つの動作モードを持つ。
--ハブ(機能)+アクセスポイント+ルータ(機能)
---Aterm では RT モード (Router)
---家庭では、ONU が大抵ルータ(機能)を持っているので、買ってきたルータ(デバイス)をこのモードで動作させることはほとんどない。
--ハブ(機能)+アクセスポイント(機能)
---Aterm では BR モード (Bridge)
---家庭で Wifi のアクセスポイントを増やしたければこれを使う。
--ハブ(機能)+アクセスポイント+中継器(機能)
---Aterm では CNV モード (Converter)
---有線でハブをつなげたくない事情がある場合に使う。
---対向するアクセスポイントを持つ中継器が必要。つまり、[[CNV モードで動作するルータ(デバイス)は常に 2 つ以上存在していなければ有効な設定にはならない。>https://www.aterm.jp/function/wg2600hp3/guide/converter.html]]

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