*概要 [#vf499e32]
-人と付き合うときは以下が大切
--正しい期待値を設定する
--エラー予算を設定する

*正しい期待値を設定する [#na5c8a6b]
-はじめに「私はなんでもできます!!」と言ったしまうと、なんでもできる人と思われて時間を吸い取られる
-なので、自分が相手に対してできることを、時間的・金銭的・精力的に合意するべき
--例: 週に平均10時間働きます。
--例: 可用性99%のシステムなら100万円ですが、可用性99.9%だと1000万円になります。
--例: あまりに愛想を振りまきすぎるととてもつかれるので、はじめから愛想のよい人のように振る舞わない

*エラー予算を設定する [#qdc08c05]
-厳密には約束は必ず守られない
--例: 病気になって締切に間に合わせられない
--例: 天災によってサーバの故障が発生する。
--例: 断酒を心がけているが、友人の結婚式やおいしいディナーで断るのもどうかと思う
-なので「どれくらい約束を破ってもよいか?」という
-なので「どれくらい約束を破ってもよいか?」というSLA (Service Level Agreement) を交わす。
--約束を破ることができると、イノベーティブな試行錯誤をする余地も生まれる。

-「なるべく落ちないシステムを作ります!」「なるべく酒を飲みません!」などはいろいろな意味で実現不可能だし、非定量的
--可用性や、酒量限界などを予め設定しておくことが大切。
--可用性99%や、酒量限界5L/monthなどを予め設定しておくことが大切 (SLO: Service Level Objective)

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