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妊娠
概要 †
- 子供の作り方から育て方まで
- 妊娠中と産後2カ月に起こったイヤな事と良い事は絶対に忘れないからくれぐれも行動に気をつけるように
目次 †
親の生活 †
乳幼児期 †
意思決定 †
- 儀式をしない。
- 哺乳瓶の殺菌のために煮沸消毒したり薬剤を使ったりしない。食洗機乾燥で十分
- 厳密にうんちをふきはしない。盛大にうんちをした状態で数十分放置されていることがあるのだから、ほんの少しも残ってはいけないわけではない。
- 厳密にミルクカスを取り除きはしない。殺菌消毒しているのだからミルクカスは非衛生ではない。見つけたら取ればよい。
- 記録しすぎない(授乳記録は必要、うんち時間は不要)。
- 「うんちの付いたおむつは、固形物をトイレに流し、個々別にビニール袋に詰めてから、可燃ごみに入れる」などといった勝手なマナーを作らない。
- 寝かしつけをしない。寝かしつけをするかどうか、その方法について医学的な正解・不正解はない。Graduated Extinction と言って、お腹が空いていたりうんちが出ていたりしない限りは、放置したほうがほとんどのお子さんは自発的に寝るようになるため、長期的な視点で見ると親・子の双方にメリットがある。
- 哺乳瓶を 8 本持って、1 日 2 回、食洗機+乾燥で 5 本ずつ回す。ストックが 3 本残る想定。
- 殺菌はそれでできていると信じる。アメリカ厚労省 CDC によると、Note: If you use a dishwasher with hot water and a heated drying cycle (or sanitizing setting) to clean infant feeding items, a separate sanitizing step is not necessary. なので。
- 金で労力を減らす。
- 粉ミルクより高いが、液体ミルクで良いなら液体ミルクを使う(自動ミルクサーバは使わない。30 ℃で日本の基準の製品がなく、妻が嫌がる)
- 電動ベビーカーを使う
- 体動センサーを使う
プロセス †
- 泣き続けていたら
- うんち確認
- 前回の Feeding から 2 時間以上経っていたら与える
- その他は放置
- 1 日に 1 回、授乳直後以外に沐浴と着替え (20:00 付近)
母体の健康 †
- 乳腺炎
- 乳を出しきらないと乳腺炎になるので、3 時間に 1 回搾乳しなければいけない。
- 非常に痛いので可能な限り避ける必要がある。
子どもの健康 †
- 乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン 世界保健機関/国連食糧農業機関共同作成 2007 年
- 最適な乳児の成長、発達及び健康を達成するためには、誕生後6ヶ月間は母乳のみで育てることが好ましい
- 沸騰させた水を 70 ℃に冷まして PIF (=粉ミルク) に入れることが推奨されている。
- 都度の調乳が最適だが、以下が可能。
- 1. 常温で 2 時間の放置
- 2. 5 ℃以下の冷蔵庫で 24 時間、は保存が可能(リスクの増加は 1.3 倍にも満たないことが示されている)
- サカガキ菌
- PIF を 70 ℃で殺菌しなければいけない理由
- サカザキ菌は中枢神経に感染して、腸炎や髄膜炎を発症させる。そして、神経障害などの重い後遺症を残してしまう。感染した乳幼児の20~50%に死亡報告がある。
- 日本におけるサカザキ菌感染事例って、僕の知る限り2件しかないんだけど、ともに感染経路不明なんですよね。との噂が
- 「個々の容器での調乳、あるいはすぐに使用するための大量の調乳する場合の最も安全な方法」として、沸騰させた水を 70 ℃に冷まして PIF (=粉ミルク)
- 専門家会議は、文献調査に基づき、E. sakazakii 及びSalmonella enterica (S. enterica )がPIFにおける最も懸念される微生物であると結論付けた。また、専門家会議はE. sakazakiiの予備的リスク評価を行い、調乳時における病原菌の殺菌処理の履行(例えばPIFを70°C以上の湯で溶かすことなど)、及び保持時間や授乳時間の短縮がリスクの削減に効果的であることがわかった。
- E. sakazakiiは全ての年齢層で疾病の原因となりうるが、乳児(1歳未満の子ども)でリスクが高く、特に新生児及び生後2ヶ月未満の乳児で最もリスクが高い。
- 2002 年 10 月、米国農務省は、保健専門家に向けた勧告の内容から PIF の調乳時には熱湯を使用すべきであるとしていた条項を削除した。その理由としては、熱に対して敏感な栄養素を損失させる可能性があること、いくつかの PIF の物理的な特性を変化させてしまうこと、E. sakazakii を十分に死滅させることを保証する能力がないこと、及び調乳を行なう病院スタッフが火傷する恐れのあることが挙げられた(米国 FDA、2002 年)。しかしながら英国では最近、PIF の調乳に関してその助言内容を更新しており、PIF を使用することによるリスクを減少させるため、PIF については 70°C 以上の温度の熱湯で調乳することが推奨されている(FSA、2006 年)。
- SIDS (乳幼児突然死症候群)
- 年間 70 人程度。乳幼児死亡の防止に関する研究によると、うつ伏せ寝でリスク 3 倍、人工栄養児だと 4.8 倍、喫煙だと 4.7 倍。
- 母乳の効果については、国際的資料だと本当に母乳「だけ」のおかげでSIDSが防止できたのか、などかなり検証がむずかしいですが、一説には「母乳はSIDSのリスクを36%低下させる」という報告 (Evid Rep Technol Assess (Full Rep). 2007;153(153):1–186)、1966~2009年に発表された研究のうち、母乳とSIDSとの関連を検証した、18の研究を統合的に解析した結果では(Pediatrics 2011; 128:103.)、あらゆる期間や量の母乳育児をひっくるめても、母乳はやはりSIDSのリスクを下げることがわかった(オッズ比 1.8~2.5)
- できれば完全母乳で、長い期間あげたほうが、SIDSをより予防できそう。でも生後1~2ヶ月の母乳でも効果があったとする報告もあるし、完全母乳だからといって必ずしも(混合哺乳とくらべて)SIDS防止の効果が高い!とは断言はできなさそう。
- 1 歳になるまでは仰向けに寝かせる
- できるだけ母乳で育てる、と日本では言われている。日本では、人工ミルクがSIDSの危険因子であるかの様な内容が母子健康手帳に記載されている。米国小児科学会の発表にはSIDSの危険因子に人工乳は無い。
- 赤ちゃんが払いのけられる軽いものを使用し、掛け布団は軽いものにする
- 家庭用の心肺モニターはアメリカでは推奨されていないが、日本では乳幼児死亡の防止に関する研究によると在宅モニターと救急蘇生で対応しようということになっている。
- 毛布やブランケットについても同様な理由で、置かないほうが良いと推奨されています。それでは赤ちゃんが冷えてしまうのではないかと思われる方も多いと思いますが、アメリカ小児科学会はブランケットではなく、スリーパーを使用するよう推奨しています。スリーパーはパジャマの上から着る上着のことで、毛布やブランケットの役割を果たすことができます。安全な睡眠のためにはこのスリーパーの使用をお勧めします。
- 赤ちゃんをあたためすぎることはSIDSのリスクになることが分かっています。胸を触って熱いと感じる場合、汗をかいている場合は、あたため過ぎと考えた方が良いです。
用品 †
- アイラップ 25cm x 35 cm がおむつを捨てるのに便利
- 自動ミルクサーバではなく液体ミルクを買う
- 自動ミルクサーバは、ヨーロッパ製品なので 70 ℃で PIF を殺菌をしない(僕はいいけど妻が嫌がっている)
タスク †
- 授乳
- 持ち物: ガーゼ(吐き出すので)
- 推奨は前回の Feeding から 3 ~ 4 時間後(幅が結構狭い)
- 20ml / 体重 1 kg / 回
- 流水で 3 分冷まして火傷しない温度に
- ベビーベッド上で OK、高さ 10 cm くらいの授乳クッションに肩を載せた状態で与えると楽
- 空気孔を上にしてかなり深く口に突っ込む
- 実際のおっぱいでの授乳は楽そうに思えるが、膝と授乳クッションの上に子どもを乗せないと行けないし、その後搾乳が必要のでミルクを作るのと対してコストが変わらない(か高いくらい)
- オムツ替え
- 持ち物: ガーゼ・おむつ・アイラップ・おしりふき
- 旧おむつの下に新おむつを置く(以降、新おむつでおしっこ攻撃を防御)
- ちんこからお尻の穴への方向で、旧おむつで皮膚についたうんちを取り除きながら拭く
- ちんこからお尻の穴への方向で、おしりふきでちんこの周り→お尻の穴のうんちを取り除く
- 沐浴
- 持ち物: ガーゼ・タオル・バスタオル・服中・服外・ボディソープ・温度計・ボディクリーム・綿棒・消毒液
- 40℃のお湯で張って、38~39℃のお湯を作る。
- タオルは子どもにずっとかけておく
- ガーゼで顔をふく
- 頭を洗う
- 首と脇を重点的に
- 体・足・手を洗う
- バスタオルの上において拭く
- ボディクリームを塗る
- 綿棒と消毒液でへそを掃除
- 服を着せる
幼児後 †
金銭 †
外国勤務と子供の関係 †
- 一つの職場で少なくとも一回は昇進したほうがいい→それまでは日本にいたほうがいい?2, 3年?
性行為 †
- ローション
- 精液の残留効果・問題匂い・病気・清潔に保つ方法
- 洗い流してはいけない(膣内環境を壊すので)
- 一応専用の石鹸はあるが、生理で洗浄されるのでそこまで気にしなくて良い。
- 頻度
- 三日に一回とか考えず、毎日性行為をしたほうが妊娠率はあがる
- 危険日を狙う必要はない。
- 産み分け
- 確率的には精子が持っているX染色体の方がY染色体より寿命が長いので、排卵日の2~3日前にタイミングをとるとX染色体の割合が増え、理論上は女の子が生まれる確率が上がる
- 避妊をやめた場合、ならすと1年間で約80%、2年間で90%の人が妊娠します。
- 生理周期1周期当たりの妊娠率は、30歳以下は25~30%、35歳で約10%、40歳で約5%、45歳で約1%
子供は理不尽 †
- 鼻くそめちゃくちゃ出てる赤ちゃん見て『なんで親ちゃんと取ってあげないの可哀想』でも、鼻くそとってギャン泣きするくらいなら鼻くそつけたままご機嫌でいて欲しいってなって基本鼻くそつけたままのほうがよい
- おねしょ
- Get waterproof sheets to put under normal sheets on a bed if you use one.
子育て †
- 理不尽な手間をかけることが愛情ではない
- 「どうして子供をスイミングと体操に通わせてるの?」と訊かれたら、「その間、私には自由な時間ができるし、子供のHPも削れるからだよ」という本音をグッと堪えずに言います。
ベストプラクティス †
そういや4月が近いから保育園ツイートがよく回ってくるけど、保育園通うようになったら子どもの食べ残し絶対食べちゃダメだよ
この垢の月齢だともうちょい後だと思うけど、カレーとか齧った唐揚げとかもったいない精神出しちゃダメだよ
色々移ってお前は死ぬ(風邪とか感染症すぐ貰うし親の方が重い)
どういう教育をしたらお前のようになるか?というのにもう少しうまく答えられるように
自責思考と向上心
ChatGPT と英語で会話し続けられるような環境を整えてあげたい
家事 †
教育 †
インターナショナル・スクールは年間200-300万円位
学費について
学費は、日本の私立幼稚園や小学校等に比べると割高になります。
申請費用(初年度のみ) 20,000円
登録費用(初年度のみ) 300,000円
施設使用料・メンテナンス料(初年度のみ) 700,000円
資産査定料 160,000円
学費 2,518,000円(ナースリーからグレード5)
2,568,000円(グレード6からグレード12)
スクールバス(オプション) 340,000円
合計
※初年度、スクールバス利用しない場合 3,698,000円(ナースリーからグレード5))
3,748,000円(グレード6からグレード12)
(参照元:Tution and Fees School Year 208-2019|The American School in Japan)
初年度にかかる費用は、学費以外に100万円を超えます。また、学費は毎年250万円以上かかるので、幼稚園から高校までの12年間を通わせる場合は、3,000万円を超える計算になります。
出産 †
無痛分娩 †
- 無痛分娩は全く無痛ではない
- 麻酔をして陣痛と分娩の痛みを和らげる方法。
- 手順
- おしるし(卵膜が剥がれた時の出血。鮮血もしくは茶色い血で、生理二日目よりも多い。)
- 前陣痛(ない場合も)
- 陣痛開始
- 自宅待機時間(場合によっては 10 時間くらい)
- 入院
- 麻酔(子宮口が 3 cm 開いたら。目的は陣痛の緩和と分娩の痛みの緩和だが、痛みが完全に消えると力めなくなるので腰と足の付け根の痛みは減らさないし、骨系の痛みは減らない)
- 陣痛(場合によっては 10 時間くらい)
- 破水(卵膜が破れたときの羊水。破水すると医学的に出産に進まなければいけなくなる。)
- 陣痛(子宮口が 10 cm 開くまで。場合によっては 10 時間くらい)
- 分娩(陣痛に合わせて力む)
遷延 †
- 陣痛が30時間以上続くこと
- 陣痛が10時間でも母体は疲労困憊するので30時間は無理があるし、陣痛が消える可能性が高くなる
- 帝王切開になる可能性がたかい
帝王切開 †
- 縦と横の術式があり、横のほうが傷が目立ちにくいが医者の視点では難しく、子どもが大きい場合には横ではできない
産褥 †
- 産後の体力回復のこと。
- 日本では出産後 1 週間は入院し、入院中の子どもの世話は自分でしないといけない
- 帝王切開の場合、
- 傷がめちゃくちゃ痛い
- 傷が痛いので帝王切開用の腹帯が必要
- 力めないのでトイレが大変。下痢にする薬をもらう
- 数日はシャワーに入れないので汗拭きシートが必要
- 悪露
- 数日は子宮から出る老廃物が非常に多い
- 一ヶ月は続き、どこかでナプキンでもなんとかなるようになるがそれまでは無理
- 産褥パッド
- ナプキンより吸水力の高い悪露専用のナプキン(消耗品)
- 産褥ショーツ
- 股間に穴が空いてて寝たままで産褥パッドを変えられる撥水性パンツ
出産後の入院持ち物 †
- あったほうがいいもの
- 産褥ショーツ
- 産褥パッド
- 母乳パッド
- 授乳用ブラ
- マタニティパジャマ
- 赤ちゃんの退院着
- 長めの充電コード
- スリッパ
- ペットボトル用のストローキャップ
- 飲み物
- クッション
- 汗拭きシート
- たすき掛けできるポーチ
- S字フック
- リップクリーム
- 着圧ソックス
- デジカメ
- 帝王切開用保護帯(帝王切開なら)
妊娠 †
避妊 †
- 避妊ではないもの
- 腟外射精(外出し)
- コンドーム二重付け
- 射精時だけコンドーム
- コンドームが破れたor外れた
- 腟内洗浄
- 逆立ち
- 腟内にコーラ
- ピルの飲み忘れ
- アフターピル(緊急避妊薬だが確実ではない)
中絶 †
- 男性に知られず出生前DNA鑑定ができる
- 母体血には胎児のDNAが約10%流れているので、親の男性がわかる
- 妊娠8~10週目から検査が可能だ。数日~2週間で結果が判明する。
- 法的な中絶の期限である22週未満までには十分間に合う
精子の質 †
- 男性の健康基準 (28歳の僕、問題ない)
- 量3~4ml (4.59 ml)
- 濃度 400万/ml (349万/ml)
- 総数 1.2億~1.6億 (1.6億)
- 運動率 40% (53%)
- 正形 2~4% (1%)
- 股間の圧迫を避ける
- ロードバイクなどのサドルなどサイクリング・サウナは割ける。
- クッション、円座を引く必要がある
- 運動する
- 禁煙がマスト(男性初見20%低下)
- 少量の男性の飲酒は出生率には影響しない
- 多量のカフェイン(一日コーヒー三杯以上)は避ける
- 過度な肥満を割ける
- 何故か歯周病・ピロリ菌感染が精液に影響するらしい
- パソコン操作は2時間に1回席を立つ
- LDLコレステロールが高いとまずいので和食にする
- トランス脂肪酸をさける
卵子の質 †
医学的介入 †
- 精子ははじめ1億であるが、卵子のもとにたどり着けるのはそのうち10-100匹程度
- そもそも正形が1-2%しかおらず、運動率が高いものも少ないため
- この場合、不妊外来で精子の選別をして卵子に届けるなどの介入をすることができるので、本当に困ったらそれをするとよい。
- 一応、男女産み分けは現代の科学では可能
疑問 †