[[GCL]]

-https://sites.google.com/site/technologyuseandlawatgraspp/home/fy2015/2nd

*第2回 [#g0bbfffa]
-モノと結びつかない情報
--情報発信の独占から競争へ(テレビ->ネット)
--表現の自由の行使者の拡大
---放送機関だけ規制しなければいけなかったのが、国民を規制しなければならない。
--クラウドの規制・差し押さえはドメスティックだけではない。どうやって出させるの?
---マイクロソフトのアイルランドのサーバは差し押さえられるのか?警察権の行使不能。
--より強制力の弱い法規制システム?(ソフトローはイノベーションに親和的だろう、という見込み。本当か?)

-どうやって答えるか

-やっていないことに関して、だれが良し悪しを判断するのか=行政機関
--国土交通省、警察(出る前)
--最高裁(出た後はここ)
--弁護士
--ほかの国に聞く

-No Action Letters
--僕がこういう条件で使っているときには法律違反にしないでくれ、という願書を警察と国土交通省に聞く。
-わざと逮捕されて、最高裁まで行く、という手もある。

-何法で判断すればいい?
--Segwayっぽいもの=自動車などを規制する法律を参照する。

-法令データベース->現在の法解釈を確認->法解釈に関する論文を探す->OKかどうかを理由とともに示す->別の法解釈を考える

-道路交通法内閣府令:0.60kW
-- ->セグウェイは3.0kW
--10条3 前照灯、警音器、方向指示器、窓ふき器、洗浄液噴射装置及びデフロスタ(前面ガラスの水滴等の曇りを除去するための装置をいう。以下同じ。)の操作装置
--11条2 二系統以上の制動装置を備えなければならない

-''仮説を立ててやると便利''

-日本では死んだら個人情報ではない。
-誰から見たときの個人情報?
--連結可能匿名化(=個人情報)
--Yがどんな情報・技術を持っているかわからないので、照合可能性が不能(=個人情報となる可能性がある)
--Xが対応表を厳密に持ち、かつXとYの間で個人情報の特定が不能かどうかを議論し、かつYがどんなふうに使うのかを規定すれば問題ない。
-一定の17項目を抜けば問題ない、などアメリカではある。
-''特定の条件を追加すれば、答えられる、などの問題が法律には多い!''

-高齢者の移動能力のしては良い(安いし簡単だし)
-ブレーキがあるかないか

-速度制限すればいい。
-ソフトがあるかないか
--ソフトがあるときの本質的安全性の議論が必要だと思う。
--この試算方法がないのなら無理じゃないか(技術者)
-(技術者、安全管理法、車両の事故パターン(速度制限すればいいのではないか?)、法律)

*第3回 [#c737221e]
-McDonnell Academy Scholar Alumniの紹介(GCLみたいな)
--ワシントン大学医学部長のシャピール先生に直接話を聞いて興味を持ちました、というのはアメリカでは強いので、この機会は重要
--アメリカは学費が非常に高い
--生活費は26000ドル
--東大で学位を取った人しか行けない
-他の国とのパートナーシップ(姉妹校)がある。

-航空機内の携帯電話等の電子機器の使用
--今、Webと機内モードにして特別なつなぎ方をすれば問題ない。
--法律はだれが''変えたの''?変わるものだと思って法と向き合いましょう。
--オバマ「携帯電話使えないのおかしくね」アメリカ「じゃあWifi使っていいよ」日本「アメリカがそういうなら」



航空法施行規則第百六十四条の十五に、航空機の運航の安全に支障を及ぼすおそれがある携帯電話その他の電子機器であつて国土交通大臣が告示で定めるものを正当な理由なく作動させる行為

-法的な規制
--ある
-規制の理由
--航空機73-3 法当該航空機の安全を害し、当該航空機内にあるその者以外の者若しくは財産に危害を及ぼし、当該航空機内の秩序を乱し、又は当該航空機内の規律に違反する行為(以下「安全阻害行為等」という。)をしてはならない。
--ハイジャックはないけど、自殺テロはありそう。
-法規制
--法律->施行規則->大臣告知によって
--航空法第73条(航空機内の)->航空法施行規則第164条の15


-憲法->条約->法律->規則・告示(法的規制がある・逮捕される)
-- ->ガイドライン・ガイダンス、行政指導(法的拘束力はないが、村八分にされる、最終的には裁判になる=外資系は業績落ちるので行政指導は破る)
-技術利用に対する流れ
--日本:議員(関心を持っていないしわからない)->官僚(時間的な戦い)->偉い先生・Advisors(官僚のこの人たちの選び方によって変わってくる、大概名が通っていて下手なことを言わない人を選ぶ)
--アメリカ:法律を作るのを競争している。行政は法案を提案できない。

-薬事法はあまりにカオスなので5年毎ってことにしている
--世界で勝てるものでも5年待たないといけない
--アメリカではコロコロ変わる。
-ドローンはどのレベルから変えるべきなのか?
-卵子凍結技術の規制
--劣悪な技術を使われる可能性を潰すための法律が必要?
-卵子の借り腹・代理母は、''法律で禁止していないが学会則で決めている''
--産婦人科学会から除名される。妊娠中絶ができなくなる。(でも別にやってる人はいる)
--特に自民党は保守的なので絶対触りたくない案件






















*第4回 [#x1be73bb]
-契約について
-疑問
--約束promise

----

-法形式
--技術のスピード
--規制する側が情報を持っているか(持っていないんだったら市場に任せればいい)
--不可逆な損害があるか?

-契約は新しい技術を生み出すときに重要

-無料でも契約は結べる
-契約の種類
--和解、婚姻契約、特許、売買、雇用

-不確実性があるからリスクが生じるので、それに備えるのが契約
--火事になるかも、インフレが起きてこんな値段では貸せなくなった、など。

-契約
++リスクに備えるもの
++履行
---どこに?
---いつ?
---いくらか?
---どうやって(小切手・現金持参・銀行口座)
++お互いのために行う(Win-Win Game)

-放映権を買うときに気にすること
--コンテンツがシビア?
--放送品質
--独占権
--日付・時間が変わったら?
--キャンセルされたら?日本の放送はボイコット条項を入れなかったので西側が全員いないのに、全部払わされてしまった。

-何のリスクは取り入れていいか?というのが重要

-アメリカの実事例
--X->Y 3ドル/month, Y->X 水, 契約更新は10年1回
--更新頻度それでいいの?水は枯れない?Xさんの水の消費量の問題ある?
--実際には水をくれなかったらどうするの?
---Yが契約違反をした結果、Xが代替物を得るときに追加でかかった費用を請求する
---損害賠償額の予定、違約罰はいらないのか?契約違反をしたときに(Yが金のない人だったらどうしようもないが)
--金をくれないなら、水を止めるのは(水がないほうが強力)?保証人・連帯保証人・担保はいらないの?
--品質は大丈夫?水は飲めるの?
--インフレ条項は?
--原因がわからず水が出なくなる場合、どちらが修理代を出すのか?
--契約者の死亡
--価格の決定は正しいのか?競合との比較は?独占状態なのか?
--いつでも使えるのか?貯水は許されるのか?転売していいのか?
--いつお金を払うのか?月初、月末?

-(警察は民事不介入の原理があるので)

-ソフトウェア開発契約
-Perfumeのコンサートでドローンを飛ばす契約(紅白歌合戦では契約が結べなかった)
--新しいことをするときには必ず契約が必要
--保険に入れない

-年金・健康保険情報一元化プログラム
--前金・途中・最後は?
--追加機能は?
--一年でできるのか?
--著作権・変更権は?
--説明書を書いてくれるのか、ドキュメンテーションは?
--セキュリティに問題が起きたらだれが責任を取るのか?
--納品後の保守は?
---納品後問題が起きたらどうする?うるう年だけ問題が起きるなど。
---データが失われたらどうするのか?
---HDDみたいなのの管理は?
--撤退時に次の会社などに引き継ぎできるようにしてほしい。


-日常業務に支障が出るバグはどうするのか?
--5年以降は有料、追加料金はいらない
--なくなったデータの損害の補償はしない
-ハードは保守しない
--ハードの保守はほかの会社に任せる
-追加仕様
--UIだけは3ヶ月やってから、新たな追加仕様を加える。
--次のフェーズをやる時は追加仕様を加えるときには別途見積もりして有償かつ納期を伸ばせる。
-データの分類はこっちでやる
--



-契約
--何を作ればいくら金がもらえるのかが重要
--Wallen Buffetはどんな契約でもたった一枚の紙に落とす(これだけあれば全員合意できる)

-一般にソフトウェア開発のむつかしさ
--保守・管理、バグを0にはできない、バグが出た時の対処は?何をもってできたというのか?
--始めに全部の要件を出してくれない。途中で出してくる。




















*第5回 [#ca4d6fc7]
-risk and performance
-for both parties
--銀色を青いバラの色を定義する。社会の誰がそれに反論しても関係ない
-初めてのケースの場合、どうやって契約を結ぶ?


-契約の要素(重要の順番)
++仕様(Specifications, 絶対に必要)
++支払(Payment, 絶対に必要)
++リスク(Risk)
++知財(IP)
++保守(Mainntainace)

-契約には仕様と支払は絶対に必要


-ソフトウェアの保護
--著作権
--特許


-みずほ証券と東京証券の争い
--株の発注で、1株と10000株を逆にしてしまった
--東京証券のミスで、みずほが損した

-すごい技術を作った人がすべきこと
--patent
--法規制は大丈夫?ダメなら法律を変えるように働きかける
--売る
---テクノロジーそのもの
---製品
---会社ごと売る
--技術に対して、従業員の間で契約を結ぶ
--ライセンス
--秘密にしちゃう(営業秘密)
--付加価値を生む関連企業を買う(自動運転技術)
--技術流出を防ぐために他社に行かないようにする契約
--給料を上げる
--守秘義務契約

-会社は誰のもの?
--ステークホルダー
--株主のもの(儲けなければ意味がない!)

-知的財産は日本国憲法に書いていない
--合衆国憲法には明記

-著作権
--表現を守っている(Expression)
-特許
--発明を守っている(Idea)
-実用新案法
--特許の
--「考案」=技術的思想の創作
-意匠
--デザインを守る=模様色彩形状

-著作権法違反
--違反となるのは丸々コピーした場合だけ違反=回避可能
--自分で要約したイントロダクション
-特許
--本質が同じなら近くてもアウト
--知らないとは言えない
--自分がセカンドなのかファーストなのかがそもそもわからないので、こちらを長くすると後発に非常に大きな影響=社会に悪影響を及ぼす


-最初に論文を書いてしまうと特許が取れない!



















*第6回 [#mbde9f52]
-どんなパテントになるのかもわからない
--技術ごとには契約を作るわけはない
--じゃあどうやって契約を結ぶの?テクノロジーは違うけどインセンティブを与えたい。研究者の何がインセンティブなのかわからない(金がほしいのか暇がほしいのか)。

-利益確定:商品ができたら何パーセントのお金をもらう
--→逆に商品がないとインセンティブがゼロ
--青色発光ダイオードの開発者は製品開発はしていない。製品の売り上げを本当に自分の従業員に分け与えていいのか?

-価値のないものに価値をつける方法とは?インセンティブスキームを与えなければならない。
--森林の価値・海面上昇しない価値
--周りの人に評価してもらう
--内部の人に全員に何がほしいか聞いてみる
--サンクションをかける(一定の業績を上げないとクビ、頑張るが逆にものが出せなくなるなど)
--

-理系の研究者はR&D比は横にらみして決める

-従業員のためにどんな職務発明上の契約を結べばよいか?
--Canonを例に
--職務発明は、会社も貢献しているといえる
--パテントを会社が行使することは可能
--ライセンスを貸したり売る場合は、発明した従業員に「相当の対価」を支払って同意を得ればOK
--契約をしない場合は裁判で決めましょう(中村さんみたいになる)
--発明確率、製品化確率などに寄ってしまう。

-商品化されたものに対して与える(大きさもある、マーケットの大きさでわかる)
--発明は一部かも、これは予測可能か?
-発明したものに対して与える(大きさもある)
-基本給料とボーナスのバランス
-技術ごとに変えるべき
--研究室の差
--基礎研究(基本給上げてパテントが出たら)
--応用研究(基本給下げてボーナス上げる?)

-アメリカ特許件数3位
-日本特許件数1位
-世界で従業員20万人

-特許ってどれくらいの頻度で出る?


-パテント率1年n%, 各パテントは平均m分散sで価値がある
-商品化率1年m%, 各商品率は平均m分散sで価値がある

-インセンティブ
--お金
--昇進(昇給)、研究者リーダーになれる


-出てくるまで放置し、あとで査定する、ダメなら解雇します。というのはある。
-特許の検索数によって報酬を得る
-途中で抜けた場合の退職金は減らす

----
To present
-短期と長期は違う=基礎研究と応用研究で基本給を変える。応用研究は低くする。
-パテント・商品化に対して始めの1回に対して10~50%(技術評価部門で多角的に評価次第)
-超大きい発明・商品化は1億を上限の賞与
-引き抜かれそうになって逃げられたくなければ即時で給料を上げる。
-契約ではないが、一定の評価を上げ続けたら昇進・リーダーになれる文化を作る


----

-新技術には「敵」が必ずいる。誰が敵?
--既得権者(一番怖い)=新しい技術は古い技術を根絶やしにする
--市民
--たかってくるやつ
--保守的な人、古い技術を持っているやつ
--法律
--ライバル
--学者・評論家
--メディア
-Facebookの初期サービスの例
--大学が一番怒った
--「目はプライバシー侵害できない」
---あのクラスにこんな子がいた、というシェアはアウト?
---フォールスイメージを見ること作ることは侵害、という考え方はある(女性がスケスケだったものを見るとプライバシー侵害!)
-ビジネススクールでは誰と組むかで就職が響く
--発現率をデータベースにして分析したらどうするの?

-google street viewで人がたまたま映っちゃったらプライバシー侵害?
-人の手の代用であることが主張できればプライバシー侵害にならない?
--Google Street Viewはそもそも、使う元のデータはFacebookがあるなら
--Google Glassは目で見えないものが見えてしまうのでOUTなど
--本来なら入手できる情報を入手できるかどうかも大事
-故意かどうか
-そもそも同意が取れる類の技術でなければどうするのか?

-プライバシー
--私的な領域をみだりに公開されない権利
--情報を自分でコントロールする権利(広範囲に情報を公開されるかどうかが重要)
-(名誉棄損しない限りは)
















*第7回 [#ja868b91]
-海外技術の理由に関する諸問題
--法律、原料、倫理、ハンドル・仕様、技術流出、保護貿易、販売契約、品質保護基準、クロスライセンスでビジネスが成り立たない(Bは絶対変えないのにAだけ買っちゃった)

-ちょっと味と大きさを変えれば、日本人にめっちゃ売れる想定(他の競合がいる?)
-なるべく早く
--儲け出るか確認(為替、関税)がOK?
--安全基準・味がOKか確認
--OKなら
---パッケージ、賞味期限が違うの対応、大きさ、レシピ教えて代(味を変える)
---仲介でネット販売
--NGなら
---ハワイにお願い(このロットだけは!)
---それでもだめならB案
-日本用工場を作る
--レシピを教えて代
--ライセンスor会社を買収?

-コンサルでやる?

-パンケーキでも戦闘機でも同じ!
--日本の政府で禁止しているものもあるので、リーガルリサーチにかけないといけないものもある。

-技術革新によって古い技術が否定されたら、技術・ヒトが困る
--自分の古い技術をわざとすたれさせる技
--コンタクトがなくなってレーシックしかなくなったら困るなあ
--職人芸の立場がなくなる
--レンズ磨き職人
--有機溶剤の予期しない副作用
--古い技術が安全でないといわれる(衝突回避システムがついてると安全とか、トヨタは遅れててベンツと日産が強い。)
---今まではエアバッグがなかったのに、エアバッグがなくて死亡事故が起きると訴訟されてしまう
---トヨタは衝突回避の危険性を怖がっている。

-法は何をすればいいか?
--何もしない
--規制(核技術)
--古い技術を保護
--職業選択の自由
--文化財として保護する
--失業させて生活保護で国が養う


-薬の許可制は1960年だった(そうしなきゃいけないと思ってなかった)

-想定外の責任をだれが負うか、という問題
--自動回避の責任
---まず僕は自動車を絶対買わない。どれくらい事故率下がるか見積もってOKなら、作る。
---でも技術者的には絶対作りたくない。やるなら儲かるので免責をガチガチにして作る。
---個人対超大きい会社は勝てない…
---事例次第
---免責=人身事故に対しては効かない?なんで?
---企業側のイメージが下がるので示談にする


















*第8回 [#i1fa8cad]
-技術革新により古い技術が否定されたときの対応、安全性の測り方

-議論
--時間軸
--だれが安全といった?
--誰が責任を負うのか?

-時間軸
--テスト->FAA=国の機関が安全のお墨付きを与える->787飛ばす->事故る

-FAAが悪い
--日本的
--FAAの責任がないと言ったら組織の意味がなくなってしまう
--審査が遅れる(もっと過酷な条件でやれというだけの老害になる)
-ボーイング
--そもそもテストが緩いというのは意味が分からない。認証+の極限仕様を言っていないのが悪い。
--FAAが許可すりゃ採用していいってわけない
--787の責任者
-パレス・ユアサ
--パーツの責任者
--よほどすぐわかる不注意でなければ免責されると思う。

-みんなの言っているのは後知恵である
-飛ばすなというのはわかる
-思考の原理主義的アプローチ
--アメリカ:リスクアプローチ
--ヨーロッパ:プリコーシャス

-飛ばすべきか?
--危ないことを説明すればいい?
--経営判断?
--比較すればいい。
--火を噴くってどんだけ危ないの?
--他の原因不明の事故はあるのか?
--人のミスに比べて確率どうなの?
--火っていうから危ないイメージあるけど、本当にその部屋では危なかったの?
--外部性がある

-技術が危ないの分類
++manifacturing(14inchと言ってたのに14.1inch、材料の質が悪かった)
++design(そもそもバッテリーにLiPoを使うのが危ない、子供が蹴りを入れたら空くようにしないといけないのか?)
++warning(警告、こういう風に使ってください=猫を電子レンジで乾かすと死ぬ、洗濯機に子供を入れると窒息死します)

-ボーイングでLiPoを使うかどうかの判断
--他のリスクと比較
--LiPoと他のバッテリーと比較
--''利益とリスクの兼ね合い''=よく言われるのは''リスクと利益を掛け合わせたときに、他の商品と比べてどうか''
--問題が起きたら仕様を制限する
--実テストを行う計画をたてる
--専門の人に意見を聞く

-再設計のときの判断
--Reasnably Alternative Design=リスクとベネフィットの兼ね合い、の問題がまた起きる!
--ワーニングレターを変える->回収作業に入る

-ユアサの言い訳
--ボーイングを悪者にする->えっ本当に取引先に敵に回すの?
--これから調べるというしかない(原因に全力を尽くします、事故にはその都度対応します。)
--調査委員会を待つ
--悪かったです、というのはナシだと思われる
--わからない段階でむやみやたらに何かを言うわけにはいかない

-エアバッグの契約
--タカタというメーカが大変なことになっている
--タカタのエアバックが爆発して死亡。認証を受けている。リコールをガンガンしている。リコールの費用は誰が追うか?
--責任を負うべきは、ホンダ?トヨタ?認証機関?タカタ?
--事故に関する契約を結ぶ
--ヒントは製造物責任法
---トヨタがエアバックの仕様を決定して、その指示に従ってたのにダメだったら、トヨタのせい。
--今はタカタがいじめられているが、トヨタはいいと思ってつけている。
--責任は誰にあるのか?タカタが自己防御のために契約せよ



-タカタの責任
--一番は、今までの信頼のある技術を使ってない=爆薬を使う
--対応をとってトレーサビリティ
--変な国で作らない。水混入させたりしない。
--ミスったものを売らない
--隠ぺいしない
-トヨタの責任
--プレッシャーをかけた

-契約
--トヨタが高温多湿・経年劣化の範囲をきちんと定義して、それを通せばOKとする。それ以外のところで起きた事故の責任は負わない。
--今までの信頼のある技術=爆薬を使う。利用範囲が大きいので。
--作る国を限定する。変な国で作らない(Manifacturing)
--トレーサビリティ確保。製造物と工場の対応をとって、原因がわかったらリコール範囲を抑えるので双方
--トヨタの指示にしたがう設計をする(爆薬の話はどうなの?新しい爆薬使ってとか一部の仕様を制限していた)

-トヨタ「あなたのところで考えてね」タカタ「はっはい」→死
--部分的でも適応されないの?
-想定外に対しては責任を負わなくていい(''その時点の技術で安全だと思ってれば責任を負わなくていい=State of the art条項、非常に重要''=誰が責任を負うの?その後はもちろん対応はしないといけない。)



























*第9回 [#zcc1bb13]
-ビッグデータの情報化(「FTC3要件」として知られる自主規制)
--非識別化の確保
--非識別化の確保について、公に約束する
--他の企業に配布するときは、再識別化の禁止

-FTC3要件の誤解


-JR東日本に向けられた批判
--マスメディア(利用者への事前知識と情報公開、オプトアウトの周知の怠り)
--プライバシー専門家(データの流用・悪用を防ぐための統制方法が不明瞭、無駄に高精度(生年月日の日まででいいでしょ)、乗降駅が加工されていない(講義に東大に来るなどはわかる))
--利用者(利用者のメリットがない)h

-有識者委員会中間とりまとめの提言
--利用者への配慮が欠けていた(公共性が高い=みんなが使うことを余儀なくされているのに)
--技術の進展に伴って特定の個人が再識別される可能性

-俊剛匿名化によって次元圧縮する
--分散の大きいところだけを取ると、車いすを使っている人のような、重要だが数が少ないものが無視されてしまう
--位置情報のメッシュ化
--少人数データ(秘境みたいなところ)はマスク化処理
--2013年5月22日、本人以外の救助以来だったので位置情報を消防に連絡できず捜査中断し、父が娘をかばうように死亡してしまった、という例があり、ガイドラインが改善された(命に係わる場合は番号を知っていれば提供可能)


-円滑な情報収集と公開に際して
--プライバシーのほか、配慮の必要な事項はどのようなものがあるか
--プライバシーなどへの配慮にどのような「方針」が望ましいか(プライバシーを包括したもっと抽象的な話ってことかな)

-アーカイブすること
--人がいないところ
--人の口頭説明など
--動画・写真
-アーカイブのために、プライバシーその他の考慮条件
--人の気持ち
--公開したいという気持ち
--見たいという気持ち(見たくない気持)


















*第10回 [#i0ea01e4]
①法律上の母andちちは いったい誰になっている?	
②ネバダ州で代理母出産した子供が、アメリカでは母と認められたが、日本では母と認められなかった(最高裁判決あり)
③10年経ってから遺伝的に自分の子供ではないとわかったらどうなるのか?


最高裁判決は生んだ人が母

外国裁判所の判決が民訴法118条により我が国においてその効力を認められるためには、判決の内容が我が国における公の秩序又は善良の風俗に反しないことが要件とされている


1.
・母は定義なし
・婚姻中に生んでも母とはならない
・婚姻中に妻が子を産んだら、父になる

2.
・外国裁判所の判決が民訴法118条により我が国においてその効力を認められるためには、判決の内容が我が国における公の秩序又は善良の風俗に反しない
・公益に深くかかわる事柄であり、子の福祉にも重大な影響を及ぼすものであるのでNG
・実親子関係を定める基準は一義的に明確なものでなければならず、かつ、実親子関係の存否はその基準によって一律に決せられるべきものであるのでNG
・母ではない
・妻が子を産んだのではないので、父でもない

3.
・親子関係不存在確認訴訟で可能な場合と不可能でない(最判平 26.7.17)
・物理的に離れていればOK(最判昭 44.5.29、最判平 10.8.31、最判平 12.3.14)
・生物学的に離れていてもNG(理由:子の身分関係の法的安定を保持する必要が当然になくなるものではないから)











*第11回 [#zd330cf8]
-課題
--一週間後の11時がデットライン
--コールドスリープ
--リーガルリサーチ
--リスク、パフォーマンス(お金)、メンテ、お医者さんはいる?
--引用は必要。


-医療は面白いが特殊
-がんのあるなしを99%以上の確率でわかるチップがあるらしい

-医療技術の歴史
--医薬品(1960年から規制がかかる)
--医療機器(1976年代(欧州は1990年、日本は完全には2014年))
--再生医療(2010年以降)

-過渡期の医療機器は?カテーテルなどを政府の初めて見た時はどうするの?
--薬と比較
--利用を止める
--リスクアンドベネフィットを見る
--何かあった時は自己責任で
-開発者はどうする?
--動物実験(ちなみに今は動物実験も規制かかってる)
--患者との契約
--医薬品は全部違うが、医療機器は全部同じ
--医薬品に医療機器を含んでしまう
--アメリカでは、カテーテルを勝手に使い始めて、役所が勝手に医療機器も医薬品だよ、と言われる
--薬は(1)偽薬の可能性もある(2)一度服用したら止められない(3)遺伝的違いもある
--医療機器にありとあらゆる規制がかかったら?(メスに規制が必要?)
--今の再生医療は、人工皮膚や医療機器、人工心筋シートは医療品として販売した

-個別医療
--情報に基づく
--この人がどれだけ特殊なのか?この人には何の(差別?寿命宣告?)
--効果の確認が非常にむつかしくなる(どう国は効果を確認するの?)
--保険がなくなる?=今はみんな健康リスクが同じだと考えていると、今はでかいプールで保険が作られているが、もっと狭窄化する(そのために公的保険ができる?)


-医者の不在
--遺伝子検査
--非処方薬のネット販売
--遠隔医療
---カウンセリング
---モニタリング
---採取法
---読影(レントゲンなど)
---遠隔手術
--バイオチップによるがん検査(家でわかるかも?)
---血液採取が必要

-医師法
--「直接診断しなさい」
--じゃあ遺伝子検査と診断は何が違うの?
--処方薬のリフィルはよくない?

-完全に自動なら?
-医者が意思決定するばいいのでは
-僻地は?
-診察に十分な情報があれば診察にならない?
-始めとやばい場合は対面がいる
プライバシー
責任の所在(医者が)


-カウンセリング
--カウンセリングの処方
--医師とのカウンセリングは?


-遺伝子検査
--医業かどうか?医師でない人がやると重大な影響がある場合(遺伝子検査は医業ではない)
--医療機器か?医者が使うものが医療機器。なので医業でないからOK。民間に任せると保険がきかないのでイギリスでは医療機器。

-非処方薬のネット販売
--薬剤師のスカイプがあればよいのか?
--でも処方薬を海外から変えてしまう。


-診察と治療の定義が非常に重要
-情報があればいいのでは?
--カウンセリングは視覚聴覚で十分?
--細かな顔色とかは無理だったりして、情報が落ちる可能性があるから1回目はダメ?
--副次的効果があるばあいは、対面診断を定期的に。
--触診が必要だと無理
--緊急の場合は何の情報が必要かわからないので無理
--医師が判断して、手術に必要な情報が得られるかどうかによる。
-医者が処方として外注できる基準は?
--手術は明らかに医業?
--遠隔技師という視覚を作る


-対面診療の原則の緩和
-実益で「死ぬよりはまし」


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