日本

概要

  • 「各語の90%以上を理解しようとする場合、フランス語なら約2000語、英語なら3000語、ドイツ語なら約5000語、日本語なら10000語が必要と言われている」

文法

  • Reverse Polish Notationなので、ほとんどの言語と逆
  • 主語が存在しない文章が多く、「〜は」は英語でAs forあるいはforに相当する。

問題点

  1. 和訳せよが多い(和訳の癖がつくのでマイナス。漢文文化のレ点から来たことだと思う)
  2. 先生が英語喋れない。発音わからない.
  3. 良い発音は笑われる
  4. 日常単語は意地でも教えない
    • 文語に偏った教育(such that, so thatなど、絶対使わない表現メイン)
    • 日常単語は意地でも教えない。シェークスピアやオスカー・ワイルドの名言を好きな教授が教育を設計しているから
  5. 日本では、英語が話せることや留学などが必ずしも立身出世につながらない。
    • 留学は馬鹿がすること
    • 受験英語を制覇して、いい大学に入る方が、個人レベルでは正しい戦略となっている。
  6. 日本語とは、大学院の専門教育ですら英語を必要としないような、成熟した優れた言語である
  7. 日本語は英語と言語距離が大きい(韓国などを見るとこれを言い訳には出来ない)
    • 定冠詞の対訳がない
    • 日本語は動詞が例外なく必ず最後
    • 主語すらあるかあやしい
    • yes, noに対訳がない
    • 「いえ」(発音としてはYeahに聞こえる)がnoを表す
    • 「すみません」の対訳がThank you. Sorry. Hi.の3つを意味する
    • リエゾンがない(韓国語はある)
    • 任意の他動詞は省略可能
  8. 音が少ない
    • 単純な発音は、子供にも憶えやすく、雑音に強く、早口でも通じる。
    • しかし豊富で短い語彙が有利な現代社会では、単純な発音のほうが困難を生じやすい
    • 母音14子音(濁音、半濁音を含む)+ん、音節数約150種.非常に少ない.英語は1000以上10000以下くらい
    • ばいしゅん=売春、買春
    • かがく=化学、科学
    • 「こうしょう」には45個の意味がある
      • 咬傷=高尚=校章=交渉=公証
  9. 品詞の終わりが明示されるので日本語は便利
    • 英語とかThe fact that he made the house is ...
    • どこからどこまで名詞なんだよ

実際の英語成績

  • わざわざTOEFLを受験する人は、実はそれなりに英語に対してヤル気がある人とみていいのではないかと思います。
  • 2013年度の国別平均スコアを基に作成した、アジア圏のTOEFL平均点ランキングです。日本はアジア圏では31ヵ国中26位と低い位置にいます。特に、日本はスピーキングとライティングの点数が低く、スピーキングの点数はアジア圏でまさかの最下位

発音

  • 子音のみの単語は許されない
  • sh, s, c
  • rl
  • mn
  • soft g, hard g

他の言語との比較

  • 敬語:日本語<バリ語やジャワ語
  • 擬音語・擬態語:日本語<韓国語
  • 言葉の性差:日本語<ヤナ語やヤニュワ語(男と女が異なる単語を使う)
  • 助数詞:ツェルタル語や中国語

英語習得

英語の人が各語を勉強するのに必要な時間 https://en.wikibooks.org/wiki/Wikibooks:Language_Learning_Difficulty_for_English_Speakers http://web.archive.org/web/20071014005901/http://www.nvtc.gov/lotw/months/november/learningExpectations.html

日本語はどの外国語とも似ていない「孤立言語」と書きました。

アメリカ人特化 http://myspoor.com/category11/entry25.html http://myspoor.com/img/LearningTime.png

鈴木孝夫 (2001). 英語はいらない. .PHP新書. しかしながら、現実には、鈴木(2001)が指摘するように、英語という外国語をむやみとありがたがったり、英語のできる人を羨ましがるとか憧れる古い外国語観が根強い。 ・イギリスやアメリカの人は生まれたままの自分を少しも変えることなく、努力なしに国際交渉ができるので全部得。丸得。一方で、何年も苦労して英語を学ばなければいけない日本人は丸損。それは狡い、国際的に見て不公平だ。

アメリカ人は、優秀な人で、日本語を2760時間勉強すると仕事で十分つかえる~どんな状況でも対応できる、というレベルになる。ちなみにドイツ語では1320時間。日本人→英語のほうがむつかしいと言われている

日本語は、3グループ。 自習時間が20%ある 1グループ:600時間イタリアフランススペイン 750時間ドイツ語 2グループ:1100時間タイベトナム 3グループ:2200時間日本語韓国語中国語

FSIの学習方法は、1日6時間。週5日間連続で研修を受けるというハードなものです。しかもこの研修生、超難関校の出身者ばかり。アメリカ人の中でもずば抜けて頭の良いエリートです。その彼らが毎日、必死に6時間、週30時間の特訓ですよ。特に4グループは80週(1年7ヶ月)~92週(1年10ヶ月)も続けねばなりません。

国防省のエリートが、スペイン語圏の人が英語の習得にかかる時間は(最短で)720時間、ドイツ語は1300時間。日本人は3000時間以上(しかももっとと言われている)が必要。(英語の習得は、)

先が見えない勉強は途中で挫折しやすいのですが「あと●時間頑張れば習得できる」となれば、気分がかなり楽になります。

https://www.zkai.co.jp/high/saigen/14rscore.pdf 僕の英語力は、英語93点として、東大生の85-90%くらい


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