*概要 [#w0284a04] -会計に必要な複式簿記 *流れ [#u0cbba67] -仕分け→勘定→試算表→貸借対照書・損益計算書→締め切り *用語 [#ub66557b] -貸借対照書(位置的情報,会社のお金はどれだけあって,何になっているのか) --左に資産,右に負債と資本を書く -損益計算書(速度的情報,会社のお金はどれだけ増えて,どう今期使ったのか) --左に費用と利益 (=収益-費用-損害),右に収益と損失を書く --期首資本+当期純利益=期末資本 -精算表 --貸借対照書+損益計算書+試算表 -勘定 --「商品勘定を用いて仕分けする」というのは,商品項目として処理するということ *仕分け [#xeea0028] |資産|売掛金,現金,銀行預金,当座預金,小口現金,備品等売れば現金になるもの,繰越商品勘定| |負債|買掛金,借入金| |資本|開業に際して導入したお金| |費用|給料,家賃,水道光熱費,通信費,雑費| |収益|商品売買益,受取手数料,受取利息| *現金 [#t0dd5e3b] -通貨,通貨代用証券(他人振出小切手,郵便為替証書,送金小切手,株式配当金領収書,期限の到来した公社債の利札) *当座 [#tac379c9] -当座 --小切手の振出用の口座(利息はつかない) --自己振出小切手の受け取りは当座預金の増加(他人の物は現金の増加) -当座借越契約 --銀行と当座が足りなくなったら自動で借りるシステム --当座預金勘定と当座借越勘定(負債)として処理 --当座勘定として処理 *現金過不足 [#a480e75e] -現実のお金に合わせるように,帳簿に魔改造する. -過不足がわかった時点で,現金過不足勘定と現金勘定で現金をあわせる.決算までに雑損勘定あるいは雑得勘定にする *小口現金 [#f51997cc] -補給は普通月末 -小口現金は小口現金勘定で処理 *商品売買 [#w31698e9] -3分法(あまり使われない) --売上を売上勘定にする方法 -分記法 --仕入れを仕入勘定,売上を商品勘定と商品売買益とする方法 --期末の商品を時期に繰り越す場合に使う繰越商品勘定 -売上原価=期首商品(繰越商品勘定)+当期仕入(仕入勘定)+期末商品(倉庫でカウントや商品有高帳) --仕入勘定に入れて,仕入勘定を損益項目で締め切る -当期の考え方は,この月はじめに在庫を一気に買った''ことにして'',付き終わりに在庫が一気に売れたことにする,ということ. *仕入そのた [#ud95fa8c] -仕入にかかった運賃などのお金(仕入諸掛)は,仕入勘定とする -売上にかかった運賃は,発送費あるいは立替金とする -値引きや返品は,仕入勘定や売上勘定を相手取って,現金や売掛金などを増減させる. -商品有高帳(在庫数と金額を明確にできる) *人名勘定 [#t0c11cd6] -売掛金,買掛金を人名勘定にすることもできる. |