目次

参考

DaVinci1.0

概要

  • 3DプリンタDaVinci?とXYZwareソフトウェアについて。
  • 熱溶解フィラメント, 20x20x20サイズまで出力可能, 速度を変更できる(60mm/s, 90mm/s, 120mm/s)
  • フィラメントは,600g240m3300円,(15円/1m)

作成手順

  • モデリング
    • AutodeskInventorで印刷範囲に収まるアセンブリを作成し、stlを出力(出力時にオプション→単位をmmに変更を忘れず.)
  • STLモデル修正(XYZ Ware ver1.1.32.12以上なら不要)
    • Microsoft netfabbで、stlの修正をする(しないと、スライスに失敗して悲しい)
  • テスト印刷
    • 大小で20%縮尺くらいにして出力(しないと、失敗したときに悲しいが、省略可)
  • 印刷
    • 100%縮尺で出力
    • 必要ないなら,ラフトとサポートは付けない方が綺麗にできる.
  • サポート・ラフトの除去
    • サポートとラフトをニッパ・小さいはさみなどで除去
  • 表面仕上げ
    • 紙やすりやリュータで研磨,ABSアセトン溶液(自作可能)などで表面処理

エラー対応

  • 0032 Z軸モータ異常:とりあえず再起動でもなおった。
  • 0020 温度異常:寒いらしいので,窓を閉めてエアコンを消した.

研磨・表面処理

  • 紙やすり
  • アセトン蒸気によるスムージング
    • 10滴くらい,密封状態で,時間は25分~45分
    • ワークにアセトン液体をつけてはならない.
  • ABSをアセトンに溶かした高濃度溶液

造形失敗・楽になるノウハウ

  • エアコンの風や冬
    • 3Dプリンタの周囲を段ボール箱で覆うといった工夫をするとよい
  • 剥離しやすい場合
    • 下がガラスなのでスティックのり
    • 糊の塗りムラがあると、印刷物の底がボコボコになるので注意
    • 「プラットフォームに耐熱ポリイミドテープ(幅広タイプ)を張り、その上にマスキングテープ(幅広タイプ)を貼る。印刷時はスティック糊をマスキングテープ上に塗る。」という情報もある(参考
  • 剥離しにくい場合
    • 直径1mm高さ1mmの意味のないオブジェクトをオブジェクトの下に挿入
      • このダミーオブジェクトによってラフトとオブジェクトの間にサポートが挿入される.サポートは細く,除去しやすい.
    • ワークに各Rや突起物をつける
    • それでもダメなら,ビルドプレートを温める.

出力物

出力物の寸法

  • 穴が小さく出力される傾向にある.
    • ネジ穴:実際の寸法より直径1.5mm大きい寸法を指定しないとならない.4.5mmを指定すると,出力で3mmになる.
    • きついはめ合いの場合は、1.2mmくらい?

出力物の特性

  • 積層型3Dプリンタの出力物は積層方向にめっちゃ弱い.
  • L字の場合は、地面にLがつくように出力しないと、ほぼ間違いなく作業中に折れる。

ねじ

  • M12から可能(要するに現実的に無理)

3Dプリンタ部品同士の締結

  • ナット入れを容易に作れるので、それを利用する。

出力部品の大きさと強度

  • 小さい部品を量産すると強度が落ちる
    • 1個を造形=問題無し
    • 10個を造形=強度不足

Projet 3510 HD

  • 手順
    1. (STLをB11C3室にUSBで持っていってデスクトップのISILabの自分のフォルダに突っ込む)
    2. Select filesでSTLを選択する.複数同じファイルを印刷したい場合は,元のファイルをコピーしたほうが楽
    3. オプションで,以下を確認:Verify, Save, Enable Part, Quick Build Orientation, Shiring: (0, 0, 0), HD, Unit mm
    4. previewする.操作方法:円柱をクリックしている図:選択,円柱に右矢印:数値指定平行移動,凸にした矢印:プレビュー終わり
    5. Submitをする(途中でmmとinch間違えてない?というのは無視する)
    6. 画面の指示に従って前の人の印刷を取り除く
      1. プレートごと取り出して上に置く
      2. 新しいプレートを中に入れる
      3. サポートS300とパートM3-Xの残量を確認する.(ダメなら交換.パートは特に使用期限が早く,過ぎると印刷できなくなるので,古いパートから使っていく.使い終わったものは脇のゴミ箱に,)
      4. 下のゴミ入れを押してから引き出し,右にあるゴミをゴミ箱に移動
    7. 印刷ボタンを押す
    8. 印刷が終わったらヘラでプレートからワークを外す
    9. サポートを60度の炉に入れて,大きさによって一時間から一日待つ
    10. それでも取り除けないものがある場合,超音波洗浄機を使ってサポートを取り除く
      1. Power On
      2. Select Option: Set Tempで60度に設定
      3. Select Option: Solution Tempが60度に近いことを確認
      4. Startして10分待つ
      5. 取り出すときは手袋をつけて取り出し,ワークは洗剤で洗う
  • 3Dプリンタの超音波洗浄は熱で歪む
    • 炉で溶かすだけのほうが安全

オープンデータ

後処理

  • 3Dプリンタに塗装する場合は、リンシングオイル必須(ロウでスプレーがつかないので)

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Last-modified: 2017-03-22 (水) 17:56:27 (2594d)